築50年以上の我が家のガレージ、以前から雨染みがいくつかあってひび割れも・・・・・
「いつか、このひび割れ、くずれて落ちて来るかも・・・」と思いつつもそのままにしていた私。
それが先日、ついにくずれて落ちてきてしまいました。
その時の私は慌てるというより、修理のことを考えると気が重かったのが本音でした。
その後紆余曲折あり、最終的に3社から見積もりをとり、その中から、最も安価で内容も納得できるR社に依頼しようとほぼ決めかけたのですが・・・
ここまでの3つの記事は、以下を参照してきださい。
「ガレージの天井が落ちてきた!」はこちら
「ガレージの天井が落ちてきた!2」はこちら
「ガレージの天井が落ちてきた!3」はこちら
3社の見積もりをおさらい
前回の記事に記載しましたが、3社の見積もりの比較をもう一度おさらいしてみます。
| O社 | R社 | I社 | |
| 解体作業 | 56万円 | 33万円 | 31万円 |
| フェンスのコスト | 8万円 | 7.5万円 | 13万円 |
| フェンス設置のコスト | 21万円 | 12.5万円 | 22万円 |
| サイクルポート | 含まれていない | 13万円 | 18万円 |
| 合計 | 85万円 | 66万円 | 84万円 |
こんな感じで、ほぼ全ての項目がR社が安く、当然合計金額もダントツで安価です。
最初はどんな作業をするのか全くわからなかったのですが、3社がそれぞれ2~3回ほど現場確認に来たので、私もだんだん作業の内容がわかるようになってきました。
例えば同じ作業をするのに、業者によって工事方法が違う場合など、どうしてその工事方法なのか?、別の工事方法だとなぜいけないのか?などそれぞれに聞いてみたりするようになりました。
そうすると面白いもので、ド素人の私でも「この職人さんは先のことまで考えてそういう見立てをしているんだな」とか、逆に「この担当者は別の業者の職人さんほど細かいところまで目が配られていない感じだな」とかわかってくるようになるんですなぁ、これが。
もちろん、皆さん真面目に一生懸命やってくださっているんですが、得手不得手というか、専門分野とか、これまでの経験値とかで、見立てが違ってくるんでしょうね。
と、こんな感じで私なりに3社の見積もりを比較して、R社が良さそうという結果に至りました。
サイクルポートに関する相談
で、心はほとんどR社に決まっていたのですが、最後にサイクルポートに関して相談してみることにしました。
今のプランは、
- ①お隣との接地面のみ(最も目隠し効果を重視したい)、目隠し効果のある「フェンスAB YS3型」、残り2面は最も安価なメッシュフェンス「ハイグリッドフェンスUF8型」にした場合
- ②3面とも安価なメッシュフェンス「ハイグリッドフェンスUF8型」にした場合
の2案あるのですが、採用しようと思っているのは①案。
お隣との設置面だけ目隠し効果のあるフェンスを設置しようと思っています。
目隠し効果+雨除けも
①案にしようと思ったのは、文字通り、目隠し効果のこともあるのですが、もうひとつ、サイクルポートを設置した際に、メッシュフェンスだと横からの雨が吹き込んで濡れてしまうので、目隠しフェンスの方が雨の吹込みを多少でも防げると思ったからです。
で、サイクルポートをラウンド型にしようか、フラット型にしようかとWEBでカタログを見ていたときに、ふとオプションとやらに目が留まりました。
ちなみにラウンド型とフラット型というのは、こんな感じで屋根がカーブしているか、まっすぐかの違いです。

出典:リクシル
で、目が留まったオプションというのがこれ、サイドパネルというもの。

出典:リクシル
雨の吹き込みを防ぐパネルが屋根からついているので、自転車が雨に濡れないんですね。
吹込み防止が目的なので、目隠しフェンスよりも効果は高そう。
ちなみに目隠しフェンスはこんな感じで、細い隙間があいているので、完全に雨の吹込みを防げるわけではありません。

出典:リクシル
見た目、雨除け効果、目隠し効果、コストなどなど、総合的に見てどっちがいいんだろう・・・・?
で、これをR社に相談してどんなアドバイスをもらえるか聞いてみようと思ったんです。
事前に自分でも考えてみた
ただ、自分でも事前にめぼしというか、わかることは調べておこうと思い、価格についてはざっくり調べてみました。
ネットで簡単に見積もりができるエクスショップという業者のサイトがあり、これがなかなか便利なんです。
R社のサイクルポートの見積もりが13.1万円で、たまたまこのエクスショップも同じ商品(フラット型のネスカF)と工事のセットの価格が12.9万円でした。
もちろん、エクスショップの見積もりは標準的な場合の金額なので、R社と一概には比べられませんが、2,000円違うだけなので比較の基準にはなります。
このエクスショップの見積もりでシミュレーションすると、
- 50cmのパネルだと、175,900円
- 80cmだと、211,900円
- 100cmだと216,800円
50cmだとコンクリートの壁との間に隙間ができるので、少なくとも80cm、または100cmは必要そうです。
サイドパネルをつけるとなると、フェンスは3面とも安いメッシュフェンスになり、そのコストは48,000円。
一方の2面メッシュ・1面目隠しフェンスのコストは75,000円。
サイクルポートのコストは、131,000円。
まとめると、
| フェンス | サイクルポート | 合計 | |
| サイドパネル 80cm / 100cm | 48,000 | 211,900 / 216,900 | 259,900円 / 264,900円 |
| 目隠しフェンス | 75,000 | 131,000 | 206,000円 |
となり、約5.4~5.9万円ほどサイドパネルの方が高くなります。
ただ、雨の吹込みはサイドパネルの方が効果は高い。
一方、目隠し効果はフェンスの方が高い。
見た目的には、フェンスの方が良さそう。
各項目をまとめてみます。
| 価格 | 雨除け | 目隠し | 見た目 | |
| サイドパネル | × | 〇 | × | △ |
| 目隠しフェンス | 〇 | △ | 〇 | 〇 |
こうしてみると、目隠しフェンスの方が良さそうな気がします・・・・
価格がフェンスよりも安ければ、サイドパネルに気持ちが傾くと思いますが、やっぱり価格の重みは大きいですね。
R社の見解は・・・
と、こんな感じで予め自分でも考えをまとめましたが、これら以外の要素とか、別の見方などあればそれらも参考にしたいので、R社の意見を聞いてみることにします。
R社にそれぞれのメリット・デメリットや、経験値からどちらがお勧めかなど提案してほしいと伝えると、「言葉で説明するより現場で説明する方がイメージをつかみやすいので、現場で説明させてください」とのこと。
そして数日後、R社の社長と1回目の現場確認に来た専務、それと、フェンス設置の職人さんと3人で来られました。
今回はサイクルポートとフェンスに関する相談なので、実際に説明してくれるのはフェンス設置の職人さんです。
この職人さん、ちょっと無愛想な感じで人当りは良いとは言えないんですが、(営業的でない、というか、職人気質というか)結構細かいところまで気を配ってくれて説明してくれるので、私としては信頼していました。
で、その職人さんの見解は、「雨除け効果を重視したいなら、サイドパネルはサイクルポートの屋根にくっついているので雨は防げるが、雨除け効果を期待するなら80cmまたは100cmのパネルが必要で、その場合おそらく目隠しフェンスより価格が高くなると思う」というもの。
目隠しフェンスでもある程度雨は防げますが、細い隙間があるのと、コンクリートの壁の上に60cmの高さのフェンスなので、それより高いところからの雨の吹込みが防げません。
こんなイメージですかね。

「お客さんが何を優先したいかによって、どっちがいいか決めるといいですよ」とのこと。
ごもっとも!
まさに、上の表でわかるように、総合的に見ると目隠しフェンスが良さそうに思えるけれど、多少価格が上がっても雨除けを重視したいのなら、サイドパネルってことになります。
私が事前に考えていた決め方とほぼ同じでしたね。
ただ、実際に設置現場で説明してくれることで、サイドパネルとフェンス両者の出来上がりのサイズ感を具体的に比較してイメージすることができました。
また、その説明の最中に、別の新たな疑問も出てきたのですが、それらも確認でき、実際に現場で説明してもらって良かったです。
こうして、最終的にR社に依頼する方向性でほぼほぼ固まってきました。
このタイミングで想定外の出来事が
実は前回の記事を書き終えた時は、今回の記事の内容はここまでの予定でした。
なんですが、このタイミングで想定外の出来事が起こってしまいました。
それは・・・・
「明日もう1社のI社の方にもお断りの連絡をして、R社に依頼しよう」と思っていたまさにその翌日の朝7時半頃、母の施設から電話がかかってきました。
「こんな時間にかかってくるということは、良くない連絡に違いない」と、心を落ち着けて電話に出ます。
施設の看護師さんからで、7時に出勤して母の様子を確認しに行ったところ、「顔色が悪く、熱が38.2度、呼吸も浅く、血中酸素濃度を測ってみると87%だった。緊急と判断してすぐにかかりつけ医に来てもらうよう連絡し、今到着を待っている状態。かかりつけ医の診断が終わったら、また連絡するが、取り急ぎ現状のご連絡をした」とのこと。
「5月末に3回目の誤嚥性肺炎での入院から退院して約2ヶ月、ずっと体調は安定していたのに、ついに来たか・・・・」と思いました。
電話の後で、血中酸素濃度のことをネットで調べると、90%以下になると呼吸不全の状態で医師の診断が必要との情報。
かかりつけ医の診断を聞いてみないとなんとも言えないのですが、この時の私は最悪の場合が頭に浮かび、「あれもしなければ、これも準備しなければ」と色んなことがランダムに頭をめぐっていました。
その中のひとつが、今回のガレージの解体+フェンス設置工事だったんです。
R社に依頼して工事が始まってから最悪の事態になったら、タイミングが悪すぎる
とか、
母とお別れしたら今の家から東京に戻り、空き家になってしまうので、そうなるとガレージの工事はできるだけ簡素で安価なプランにしておく方がいい
とか。
こんな時にこんな事が頭に浮かぶなんて、ちょっと不謹慎な気がして若干自己嫌悪なのですが、なぜか頭をめぐるのは、最悪のことが起こった場合の事務的なことや手続き的な事ばかり。
なんなんでしょう、この思考回路は?
快方に向かってくれれば・・・・
その後40分後くらいに、また施設の看護師さんから連絡があり、「かかりつけ医に診てもらったところ、採血をしてその結果が出なければ正確なことはわからないがおそらく肺炎だろう」とのこと。
「かかりつけ医の診察時には血中酸素濃度は92%になったが、それでも低いので酸素を吸入して、炎症を抑える抗生剤を投入、栄養剤の注入は中止し点滴に変更する」ということでした。
看護師さんの話しぶりから、今すぐどうこうというような状態ではなさそうだったので、最悪の時のための準備のあれこれは、とりあえず今すぐには心配しなくてよさそうでした。
そう思うと、決して安心したわけではないのですが、ちょっと力が抜けるというか、「ひとまず落ち着こう」という心境になれました。
そして、その後面会に行ったのですが、酸素マスクをつけてベッドに横たわった母はいかにも病人、と言った様子で目はほとんど閉じ、こちらの声かけがわかっているのかいないのか、よくわからないような状態でした。
ただ、朝の看護師さんの説明で感じたように、危険な状態ということではなく、酸素吸入、抗生剤の投与で様子を見ていくとのこと。
ですがそうは言われたものの、その日はやっぱり不安で「明日、容態が急変していたらどうしよう。夜中に施設から電話がかかってきたらどうしよう・・・」なんて思ってましたね。
翌朝まで電話が鳴ることはなく、ややホッとして、面会に行ったところ、母は前日とはかなり違った様子で、熱も下がり、酸素吸入の量も前日の3リットルから2リットルに減っていて、何より母の表情が全然違っていました。
目を開いて、顔色も普通、酸素マスクをつけているので声は出せませんが、私のことも意識できているようでした。
前日まではどこか不安が残っていましたが、この日の母の様子で私もようやく安心しました。
翌日の3日目はさらに安定して、熱も平熱、酸素吸入も2リットルから1リットルと減ってきました。
さらに、4日目には抗生剤(炎症を治療する)の投与も終わり、酸素吸入のマスクも鼻と口を覆うものから、鼻の穴に入れる管に代わりました。
顔の感じも目がしっかり開いていて、顔色も普通、5日目には、私の声かけに反応して声にはならないものの何か言おうとする仕草も見られるようになりました。
もちろん、かかりつけ医の診断を聞かないとはっきりしたことはわかりませんが、少なくとも少しずつ良くなっていることは間違いないと思います。
このまま快方に向かってくれればいいのですが、いずれにしても、R社への連絡は、この後も安定した状態が続いた後、かかりつけ医の診断を聞いて、先の見通しがしっかりついてからにしようと思っています。
それなので、このガレージの補修工事の続きの記事はいったんお休みして、母の状態が良くなってR社に発注した後にまた再開しようと思います。
色々ありますね・・・・