昨年の8月くらいに、ハードコンタクトレンズから2weekのソフトコンタクトレンズに変えました。
もちろん、遠近両用です(笑)。
近くも遠くもイマイチ
遠近両用のコンタクトって、使ってみて初めてわかったんですが、近くも遠くもはっきりくっきり見えるわけではないんですよね。
近視の時のコンタクトの見え方と比べると、ぶっちゃけ70~80%くらいでしょうか。
その人の老眼の進み具合もあるかもしれませんが、近くも遠くもどっちもイマイチというのが私の感想です。
それをふまえて、近くと遠くのどちらの見え具合を優先するか、で度を選ぶ感じです。
眼科でのバトルと落としどころ
で、その昨年の8月に眼科で2weekのソフトレンズを処方してもらったときのことなんですが、眼科の技術者のおじさんとちょっとしたバトルがありました。
私は車を運転しないので近くを優先したいのですが、おじさんはそれだと視力が出ないので(0.5~0.6くらい)、もう少し遠くが見える度に上げたいようでした。
ですが、おじさんの推める度だとスマホの文字もちょっと見えづらく、私的には「これじゃぁ日常生活、不便で仕方ない」というくらい。
なので、私としては断然近く優先の度を希望!
中学生から近視の私、これまでの人生のほとんどを(裸眼だと)遠くが見えない状況で過ごしてきているので、0.5~0.6でもあまり抵抗がないのが本音です。
しかし、おじさんからすれば「眼科の立場からして、0.5~0.6の度のレンズは認めるわけにはいかん・・・・」というオーラがありありと伝わってきます。
そして、がっぷり四つどちらも一歩も引かず、というおじさんとおばさんのバトルがしばし続いた後、決着したのは「処方箋を3種類用意する」という落としどころ。
つまり、近くを優先する度、遠くを優先する度、その中間の度の3種類。
ちなみに、正確に言うと、実は3種類の処方箋を書いてもらうまでに3度通院したんです。
- 1回目はおじさんの推める度のレンズを数日間お試し使用(1.0まで見える)
- 満足できず再度通院して、近く優先の処方箋を追加してもらいそのレンズをお試し使用(0.7~0.8まで見える)
- やっぱり納得いかず、3度目の通院でさらに近く優先の処方箋を追加(0.5~0.6まで見える)
おじさんは1.0まで見える①を推奨、百歩譲っても②まで、という具合。
それに対して私は、①なんて問題外、②も不便、たとえ0.5~0.6でも③希望、という按配です。
ね、全くかみ合わないでしょ?(笑)
やっぱり外が不便
で、当然私は、近くを優先する③の度のレンズをネットで購入して使っていました。
近く優先の度なので、家の中はほとんど不便は感じないし、外でも自転車に乗る分にはそれほど困ることはありません。
なんですが、やっぱり困るのが、お店の中で商品を選んだり、駅なんかの掲示板の文字がちょっと見えづらいこと。
つまり、何か文字や情報を見ようとする時は、さすがに視力が低いので困るわけです。
眼科の先生の一言!
「わかってたことだけど、これってどうしようもないんだよなぁ・・・」と今まであきらめていたのですが、先日、ふとその眼科の先生が言ってたことを思い出しました!
それは、「あえて、右は近く優先の度、左は遠く優先の度のレンズをつけると、どちらかに統一した時よりも近くも遠くも見えるようになるケースがある」というもの。
そうだ、確かあの眼科の先生、最後の診察の時にそんなことを言ってたわ!
処方箋は3種類あるんだから、このやり方で近く優先と遠く優先のレンズを右左で分けて使ってみれば、少しはマシになるのでは?
処方箋、3種類書いてもらってよかったぁ!
度の違うレンズ購入
で、まず手始めに、今まで使っていた近く優先のレンズ③と中間の度のレンズ②を購入して装着してみました。
感想は・・・・
「近く」は、左右とも近く優先のレンズの時となにも遜色なく良く見える。
問題は「遠く」。
で、外に出てみたら・・・・・
まぁ、若干見えやすいような気がしなくもない。
そしてお店で商品を選ぶ時も、左右とも近く優先の③のレンズの時よりは見えやすいような気がしなくもない。
「気がしなくもない」というなんともあいまいで頼りない感想ではあるものの、とりあえず少なくとも左右とも③のレンズよりは良さそうな気がする。
だけど、視力を測ったわけではないので実際のところは定かではありません(苦笑)。
悩ましき老眼問題
というわけで、若干遠くも見えるようになり(気がするだけ?)、当面はこのやり方でいってみようと思います。
または、中間の度のレンズではなく、近く優先③と遠く優先①の組み合わせを試すこともできるし。
あぁ、それにしてもこの先老眼が良くなることはないわけで、老眼問題、実に悩ましい。
老眼に拘らず、年をとると、ほんと体の色んなところに支障が出て日々の生活に不便を感じるものですなぁ~
でもま、そうは言っても自分の大切な体なので、いたわったり鍛えたりメンテナンスして、なだめすかしながら(笑)これからも末永く付き合っていきましょうぞ!