かねてからのランニングマシンの異音問題、先日メーカーから、モーターの不具合が原因だという連絡がありました。
足元の動画で私の足の接触が原因ではないこと、さらに、モーターが原因だったことがわかり、「これでやっと正常なランニングマシンで走れる!」と思っていました。
のはずが・・・
ですが、一言でモーターの不具合と言われても、モーターの何がどのような不具合であんな異音がするのかきちんと説明してもらいたく、メーカーの担当者に電話で説明してもらいました。
そうしたところ、結論からいうと、なんと彼らは、私の訴える異音を解決したのではなく、(全く異なると思われる)モーターの不具合による異音をモーターを交換することで修理した、ということだったのです!
担当者に確認した事の詳細によると、
- 最初に、4km/h, 15分ほど歩いたところ、モーターから「キーン」という甲高い音が発生
- モーターを交換
- 交換したモーターでもう一度歩いたところ(速さ、時間不明)、今度は「ガガガー、ガリガリ」という音が発生
- 原因はモーターの部材不良で正しく作動していない(電極ブラシが当たっている)
- 再度モーターを交換
- その後、5~6km/hで10~15分歩き、その後いったんスイッチを切って、別の担当者が6~7km/hで10分程度早歩きしたところ、異音は発生せず
- よって、修理完了と判断した
ということでした。
唖然
これを聞いて、私、唖然としました。
だって彼らは、全く合理的な検証や修理対応をしていないんですから。
唖然の理由①
私が伝えている異音は、少なくとも8.2km/h以上、20分~25分以上走ったところで発生する「カーン/カシャーン」という何か固い部品がぶつかるような金属音です。
異音が発生するのは、この条件で走った場合だということは何度も伝えており、さらに以前に、走るのではなく5~6km/hで60分歩いた場合、ほとんど異音はしなかったことも伝えています。
なのに、なのにです。
なぜ、私が伝えている(走る)スピードと時間で検証せず、異音が発生しないことがわかっている遅く短い(歩く)スピードで検証するの?
唖然の理由②
異音が聞こえてくる場所は、足がベルトに接地するあたりなのですが、「その部分を分解するなどして調べたのか?」と聞くと、「その部分は調べていない」と言うのです。
彼らにしてみれば、その部分は構造上、「カシャーン/カーン」などの何か固いものがぶつかるような金属音がするはずがない、ということなので調べる必要がないということらしいです。
ですが、私が何度も伝えているにも拘らず一切確認もしない(確認する気すらない)というのは、メーカーのカスタマーセンターとして購入者に対する誠意ある態度とはいえないのでは?
唖然の理由③
私が伝えている条件(速さと時間)で検証していないということは、私の訴えている異音の原因すら解明されていないということです。
私の「カシャーン/カーン」という異音(何か固いものがぶつかるような金属音)は、彼らの言う「キーン」や「ガガガー、ガリガリ」という音とは明らかに別の類の異音で、彼らが言うにはその原因はモーターの不具合です。
つまり、モーターを交換して修理したのは、「キーン」「ガガガー、ガリガリ」という音であって、私の「カシャーン/カーン」という異音に対してではありません。
それを、私の異音の発生に関して「モーターが原因だった」「モーターを交換することで修理した」と結論付けるのはどう考えても間違っているし、もっと言えば、ごまかそうとしているようにも感じます。
戻ってきたランニングマシンで走ってみたら
案の定、戻ってきたランニングマシンで走ってみたところ、右足を踏みこむ度の「カン、カン」という音は、かなり少なくなっていましたが、不定期に発生する「カーン/カシャーン」という固い部品が金属に当たるような音は相変わらず発生していました。
やっぱり、思ったとおり・・・・
私、ほんとにがっかりしたというか、あきれたというか、このメーカーに対する信頼感が地に落ちました。
製造元のメーカーでありながら、このメーカーにはこれ以上できることはないだろうなとは思いましたが、まだ「カーン/カシャーン」という固い部品が金属に当たるような音が発生していることを伝えるべく、再度動画を録ってメールで送りました。
またメールの中で、「(上記の唖然の理由①②③より)私の(異音の)訴えに対して、製造元のメーカーとして適切な検証、対応をしているとは思えない」旨をはっきり彼らに伝えました。
これ、ほんとに心の底から訴えたい!
その後、お詫びの電話とメールがありましたが、結局、これ以上の対応はできないという事態は変わらず、このメーカーとのやりとりはこれで終了しました。
気を取り直してポジティブに
12月にランニングマシンを買ってから、本体を交換したり、メーカーの委託先のメンテナンス担当者が2回家に来て調査・確認作業をしたり、最後には本格的な修理のためにメーカーに1ヶ月もの間本体を預け、最終的に製品が戻って来るまでにここまで要した期間、なんと4ヶ月。
結局それでも、異音問題はほとんど解決せず。
はぁ~、なんだかなぁ・・・・
ただ、メーカーに対しては腹立たしい気持ちなんですが、不思議なことに、ランニングマシンそのものに対しては、以前より、なんだか親近感というか、大切に使おうという気持ちが芽生えています。
本当ならこのランニングマシンは、ランニングやウォーキングを楽しめる役目を果たすために私のところにやって来たはずなのに、メーカーのせいで異音が発生、何度も点検や修理を試みたにも拘らず事態は改善せず。
まるで、原因のわからない体調不良をどこの病院でも適切に治療してもらえず、その状態から回復できない人みたいな感じで、なんとも不憫というかなんというか・・・
このランニングマシンそのものには、何の責任もないですから。
私、そもそも、モノを買うときは納得するまで吟味して購入を決め、買ったからには最後まで大切に使いたい思うところがあって、なので、このランニングマシンに関しても最初からそれなりに思い入れがあるんですよね。
それが今回の異音問題が解決しなかったせいで、幸か不幸か、より思い入れが深くなったというか、なんというか・・・
そうはいっても、他人から見ると、ただのモノにも拘らず、かなり感情移入&擬人化しちゃってますかね?(笑)
ですが、たとえ異音がしても、家にランニングマシンがあることで、ジムに行かなくてもいいし、天気も気にせず、いつでも好きな時に走れるし、走った後すぐにシャワーを浴びられるし、(彼?彼女?のおかげで)私にとってはそれなりのメリットがあります。
なので、とりあえず何かしらの故障で使えなくなるまでは、家でランニングできる贅沢を楽しもうと思います。
4ヶ月間に渡るランニングマシンの異音問題、私ができることは全てやり切りました!
望んだ結果にはならなかったけど、いつまでも腹を立てていても仕方ないので、こうなったら、物事、ポジティブに考えないとね(笑)。