今年から新NISAが始まり、特に若い方などは新たに始めた方も多いようですが、我々の年代の方って、どのくらいの方が資産運用してるんですかね。
長期運用が基本と言われているNISAなので、50代、60代で新たに始める方は若い方よりも少ないかもしれませんね。
個別株も
ちなみに私は2016年から、NISA、iDeCo、特定口座での投資信託などをやっていて、今年で約9年になります。
資産運用としてはこれらがほとんどなのですが、個別株も2社ほど持っています。
と言っても、2社とも自分で勉強して選んで買ったわけではなく、IPOで当選し購入したものです。
1社はソフトバンク、そしてもう1社はインテグラルという投資会社です。
IPOで当選した場合、上場したら購入価格よりも初値が上がることが多いので、すぐ初値で売るのが普通なのですが、この2社は初値が購入価格よりも下がってしまいました。
ソフトバンク
ソフトバンクに関しては、購入価格が1,600円で初値はそれを若干下回りましたが、孫さんが配当金を5%出すと言っていたので、買った400株全部そのまま持ち続けることにしてみました。
現在は、1株あたり86円の配当金なので、400×86=34,400円をいただいています。
そして、株価は2024年9月26日現在、1,976.5円。
出典:YAHOO!ファイナンス
昨年の8月くらいまではずっと1,500円前後をうろうろしていましたが、そこから上がり始め、今は2,000円前後を行ったり来たりって感じですね。
株価が上がるのもうれしいですが、当面は売るつもりはなく、孫さんが配当金をこのペースで出してくれる限りこのまま持ち続ける予定です。
インテグラル
もう1社のインテグラルですが、当選したのが2023年9月なのでちょうど1年前。
こちらは厳密に言うと、初値は購入価格と同じ2,400円、そしてその日の終値は2,475円。
その後、株価は購入価格を下回るのですが、「この先上がるんじゃないか?」と思い、その時点では売りませんでした。
ですが、その後も10月、11月と株価は上がることなく、「あの時売っていれば・・・・」と、よくある「株素人あるある」ですね(苦笑)
インテグラル当選の記事はこちら
迅速な判断力も決断力も行動力もない私は、基本的に個別株の運用には全く向いていないと改めて思いました。
ところが、11月後半くらいから株価が上昇し始め、2024年1月31日現在の株価は2,899円。
当時の記事はこちら
それから株価は順調に上がり始め、なんと6月後半には5,000円にまで上昇しました。
で、2024年9月27日現在の株価は、4,150円です。
出典:YAHOO!ファイナンス
株価の動向の予測などド素人の私は、YAHOO!ファイナンスの掲示板などを見るくらいしかしないのですが、買いを希望する方が断然多く、これからまだ上がるふうなコメントが多い模様。
これからまだ上がると言われても、ド素人の私はちょっとピンと来ないし、また下がったら後悔するのかもしれませんが、とりあえず今後もしばらくは持ち続ける予定です。
予想していなかった配当金
そんなインテグラルなのですが、先日、配当金が支払われました。
私、恥ずかしながら配当金が出ることを知らなかったのでちょっとビックリしました。
気になる金額は・・・・、1株あたり12円。
200株持っているので、12円×200株=2,400円也。
まぁほんとにわずかな金額ですし、ソフトバンクの1株あたり86円に比べるとかなり少ないですが、それでも全く予想していなかったのでちょっとうれしいですね。
2社の配当金の合計は、34,400円+2,400円=36,800円
ここから税金が20.315%引かれるので、36,800円×(1-0.20315)=29,324円
年間で3万弱なので、本当に微々たる金額です。
これが年でなく、月にもらえる金額だったら、まぁまぁうれしかったりするのですけどね。
来年からは、特別支給の老齢厚生年金と企業年金が!
とはいえ、年間3万弱とはいいつつ、れっきとした不労所得、全く何もないよりもマシです。
これからももらい続けるつもりでございます(笑)
と、ここで、来年63歳からもらえる年金のことを思い出しました!
それは、特別支給の老齢厚生年金と企業年金!
そうでした、そうでした!
この2つの年金、来年63歳から支給されるんでした!
う、うれしい!
特別支給の老齢厚生年金とは、日本年金機構の説明によると、「昭和60年の法律改正により、厚生年金保険の受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられました。受給開始年齢を段階的に、スムーズに引き上げるために設けられたのが『特別支給の老齢厚生年金』の制度」です。
受給するには、下記の条件があり、
- 男性の場合、昭和36年4月1日以前生まれであること
- 女性の場合、昭和41年4月1日以前生まれであること
- 老齢基礎年金の受給資格期間(10年)があること
- 厚生年金保険等に1年以上加入していたこと
- 生年月日に応じた受給開始年齢に達していること
最後の受給開始年齢というのが、私の場合は63歳というわけです。
それと企業年金ですが、これは文字通り企業が運用する年金制度のことで、厚生年金基金といって、国民年金、厚生年金の上にさらに上乗せされます。
こちらの記事がわかりやすいです。
私は以前に働いていた3つの会社がこの厚生年金基金に加入していたので、それらの企業年金がもらえることになっています。
そして、この企業年金も上記の特別支給の老齢厚生年金と同じで63歳から支給されるんです!
企業年金は65歳から支給されると思っていたので、これはうれしい驚きでした。
厚生年金基金に関する記事はこちら
これからも手堅い運用で
ほんのわずかだけど、ソフトバンクとインテグラルの配当金。
そして、63歳から65歳まで受給できる、特別支給の老齢厚生年金と企業年金。
さらにもうひとつ、昨年61歳から受給している民間保険会社の個人年金も65歳までもらえます。
これらがあるおかげで、年金支給の65歳までとりあえずまぁまぁ安心です。
ちなみにこの個人年金が、若い頃に自分で調べて行動した唯一の老後のための資産運用(?)で、つくづく「加入しておいて良かったわぁ」と思っています。
「グッジョブ!」と、あの時の若かった自分を褒めてあげたい(笑)
もともとは資産運用にはほとんど興味も知識もなかった私、50代になってから、NISAやiDeCoなどで、インデックス投信を長期運用するようになりました。
個別株を売買する才覚は全くないと自覚している私は、資産運用はNISAやiDeCoでインデックス投信の長期運用と決めております。
そして、もらえる権利のある公と民間の年金は、遠慮なく受給させていただき、つつましやかに今後の老後生活を迎える所存でございます。
こんな自分のことを、「根っからの庶民だなぁ」と改めて感じております。
はははは・・・・(苦笑)