少し前から始めたメルカリ、おかげさまで我が家の断捨離に貢献してもらっています。
今まで出品したものは、本、洋服、乗馬用品、サプリメント、雑貨類などで、概ねスムーズな取引ができていたのですが、先日、初めてちょっとしたハプニングがありました。
母の香水を出品
何か出品するものはないかなぁと思って、母の鏡台(昭和の家具ですなぁ)の引き出しを何気なく開けてみたところ、海外旅行のお土産らしきブランドものの香水やら口紅やらが出てきました。
一応母のものではあるのですが、彼女がこれらを使うことはおそらく99%以上なく、そして私も使う気はないので、「ここで朽ち果てさせてしまうよりは、どなたか欲しい方に使ってもらう方が良いに違いない」と勝手に結論づけ、メルカリに出品することに(苦笑)。
とは言いつつ、5~6本ある口紅はどれも未使用ではあるものの、その色は(母には失礼ながら)いかにも一昔前のやや強めの色のものばかりで、なんだかあんまり売れそうな気がしない・・・・
香水は2~3本あったのですが、これまた、売れそうなブランドはカルバンクラインのエスケープくらい。
全くの未使用ではなく、ほんの少し使ってはいたのですが、メルカリでは使用したものでも売れるようだったので、このカルバンクラインのエスケープを出品することにしました。
それにしても、母のモノを勝手にメルカリに出品しておきながら、我ながら好き勝手な物言いの娘。
母よ、すまぬ・・・・
3,600円→3,200円に値下げしたら
同じ商品がどのくらいの値段で出品されているか一応チェックして、相場とおなじくらいかやや低めの値段をあれこれ考え、とりあえず3,600円で出品。
「いいね」がポツポツつくものの、すぐには売れず、しばし停滞。
なので、3,600円から3,200円に値下げしてみることに。
そうしたところ、やはり「いいね」がついたりコメントをいただいたりするものの、購入にはいたらず。
「まぁ、元々母の香水を勝手に出品したんだし、売れるまで気長に待てばいいや」と思ってしばらくそのままほっておいたんです。
で、正直、出品したことも半分忘れかけた2~3週間後、突然、購入の連絡が!
「もしかしたらこのままずっと売れないかも?」くらいに思っていたものが急に売れたので、ちょっとビックリしました。
でも、「とりあえず売れてよかったぁ」と思いながら、発送準備に取り掛かりました。
ゆうゆうメルカリ便で送ったものの・・・
最初はいつも使っているらくらくメルカリ便の、宅急便コンパクト(専用箱:70円、縦25cm×横20cm×厚さ5cm、送料:450円)で送ろうと思ったのですが、香水の箱の高さ(厚さ?)が5cmちょっとあったので断念。
で、ゆうゆうメリカリ便のゆうパケットプラス(専用箱:65円、送料:455円)だと、専用箱のサイズが縦24cm×横17cm×厚さ7cmなので、こちらで発送することにしました。
ガラス瓶なのでプチプチを巻いて、緩衝材もしっかり入れて梱包、ローソンに持ち込み発送完了。
「よし、これでOK」と思っていたのですが・・・・
(ちなみに、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便は匿名発送なので、送り主や受け取人の住所はどちらにもわかりません)
郵便局から・・・
翌日、郵便局の配達員の方が昨日私がローソンから送った荷物を自宅まで持って来て、郵便局では取り扱えないとおっしゃるのです。
「なぜ?」と思って、ことの次第をたずねる私。
「(どうやら購入者の方が沖縄の方だったみたいで)香水のような揮発性のあるものは航空便に乗せられないので、郵便局では扱えない」と郵便局員の方。
え?じゃぁ、香水なんかは沖縄には送れないんですか?
そんなわけないでしょう?
船便で送ればいいのでは?
などなど、その担当者の方に色々質問してみたのですが、担当者の方も「そういう決まりになっているもので・・・」と困った風。
そして結局、私の手元に戻ってしまったカルバンクラインのエスケープ。
どうやって送るか?
さて、どうするか?
すぐにメルカリ事務局に連絡したところ、「いったんゆうゆうメルカリ便で発送する選択をしたら、他の匿名配送への変更はシステム上できないので、購入者に連絡して、普通の宅急便などで送る交渉をしてください」とのこと。
「えぇ~!そうなの?」と思いましたが、仕方ありません。
仕方ない、ヤマトで送ろうぞ(なぜか、戦国武士風?)。
で、ヤマトで沖縄に香水を送る方法をネットで検索したところ、ヤマトの宅急便では、アルコール度数が60%以上のものはNGとのこと。
カルバンクラインのエスケープ(オードパルファム)のアルコール度数を調べたところ、10~15%ということで大丈夫そうでした。
ふぅ~、よかった・・・
そして、購入者の方に事情を説明するメッセージを送り、待つこと約1週間。
「個人情報を知らせたくないなど色々事情もあるだろうから、最悪キャンセルになってしまうかもしれないな」と半分あきらめかけていたところに、返信が!
ご丁寧に返信が遅れたことを詫びられ、住所、氏名、電話番号などを連絡してくれました。
いえいえ、こちらこそ、なんだか手際が悪くてごめんなさい。
無事届いて、ホッ
そして、ヤマトの宅急便コンパクトを使って無事発送完了。
数日後、無事、カルバンクラインのエスケープは沖縄の購入者の方のもとに届き、取引も無事完了。
このヤマトの送料が750円とちょっと高かったけれど、最初のゆうゆうメルカリ便の455円は事務局から返金してくれるので、とりあえず良かった。
今回の一件、
- たまたま売れた商品が香水だったこと(航空便では遅れない商品)
- 購入者の方が沖縄の方だったこと
などの偶然が重なり、発送に手間取ったものの、無事、購入者の手元に届いてホッとしました。
こちらに非があったわけではないとはいえ、せっかく購入してくださったのに、到着までかなり時間がかかってしまい、購入者の方にはちょっと申し訳ない気がしていたのですが、全く気にすることなく気持ちよい対応をしてくださり、感謝しています。
使ってもらえる方のところに無事届き、母の使いかけのカルバンクラインのエスケープもさぞ喜んでいることでしょう。
今回の一件、「顔の見えないやりとりだからこそ、こういうちょっとしたアクシデントでその人の人柄が伝わるんだなぁ」と改めて感じ、これからも丁寧な対応を心がけようと思った出来事でした。