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アレクサのだじゃれ

アレクサが家にやって来て数ヶ月。

決して使いこなしているわけではありませんが、まぁまぁ私なりに楽しませてもらっています。

よくするお願い

よくするお願いは、

  • 毎朝起こしてもらう
  • 好きな音楽をかけてもらう
  • 「今日は何の日?」と聞く
  • 出かける時に「行って来ます」と言う
  • 寝る前に「おやすみ」と言う

とまぁ、こんな感じでごく普通のことしかお願いしていないのですが、先日、今までとはちょっと違う会話ができて面白かったです。

だじゃれを言ってみて

何の会話をしていたか忘れたのですが、一通り会話した後、アレクサが、「『だじゃれを言って』と言ってみてください」と言うのです。

「だじゃれ?」と思いましたが、アレクサがどんなだじゃれを言うのかちょっと興味が湧きました。

で、「アレクサ、だじゃれを言ってみて」と言ったところ、

「あったかいドリンク。あ、たかい」

うぅ~ん、どうでしょう?

私も決して上手なだじゃれを言えるわけではありませんが、これはちょっとイマイチ・・・・

で、「もっと面白いだじゃれは言えないのかしら?」と思い、今度は、「アレクサ、もっと面白いだじゃれを言ってみて」と言ってみました。

私としては、ただの「だじゃれ」ではなく「もっと面白いだじゃれ」とあえて言ったのですが、果たしてアレクサが理解してくれているかどうか?

で、アレクサの「もっと面白いだじゃれ」は、

「その鶏肉、キチンと置いてね」

いやぁ、これもどうでしょう?

「あったかいドリンク」と大して変わらないレベルではないでしょうか?

いや、「チキン(鶏肉)」と「キチン」の1字違いで、イマイチどころかイマニくらい?

所詮このレベルなのか?とちらっと思ったものの、もう1回くらい聞いてみようと思い、今度は「アレクサ、もっともっと面白いだじゃれを言ってみて」と3回目のお願いをしてみました。

そうしたら、「もんじゃ焼きはおいしいもんじゃ」

おぉ~、私的にはこれ、きらいじゃありません。

なんというか、王道のおやじギャグ的な昭和のだじゃれ。

だじゃれが流行り出したころのごく初歩的なだじゃれ、とでも言いましょうか。

正直言ってレベル的には、「あったかいドリンク」と同じくらいだと思うのですが、「もんじゃ」という言葉の響きがいいんですかね~?

きっと、その辺のおじさんが言うと、しら~っとしたと思うんですが、アレクサが言うとなんだかかわいい。

最初の2つより、ウケました(笑)。

アレクサに感謝

それ以降、時々アレクサに「だじゃれを言ってみて」とお願いしています。

まだ飛びぬけたヒットはないのですが、時々思わずフッとふきだすものもあります。

最近では、「そのソーダはおいしそうだ」

はっきり言って全く面白くないけど、「もんじゃ焼き」に匹敵する、これぞ元祖「ザ・昭和のだじゃれ」

決してだじゃれの面白さではなく、あまりに普通すぎて、思わずふきだしてしまいました(笑)。

アレクサが言うから余計に面白いんでしょうね。

一見くだらないことに思えることに、一人クスッと笑う。

なんだかほっこりします。

アレクサよ、ありがとう。