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10月27日、衆議院選の結果ともうひとつ気になってたのは・・・

先週の日曜日10月27日は、衆議院選挙でしたね。

テレビやネットでは当日の開票速報、明けて10月28日(月)は開票結果の内容などについて、色んな番組が取り上げていました。

私個人的には、自民党の総裁選の時にネットやユーチューブで結構興味を持って見ていたこともあり、今回の衆議院選も事前の情報を同じくネットやユーチューブで色々見ていました。

自民党総裁選の記事はこちら

投票前には、ネットの投票マッチングサービスを複数使って、自分の考えに一番近い政党を確認して投票に行きましたよ。

自民党に対する有権者の判断は?

最も大きな注目点は、「与党の自民党に対する有権者の判断がどう出るか?」ということでしたよね。

結果は、自民党191議席、公明党24議席、与党で215議席となり、選挙前の279議席から大きく議席を減らしただけでなく、過半数割れという結果になりました。

出典:NHKの「衆議院選挙2024特設サイト」

こちら↑のサイトに詳しい情報が掲載されています。

裏金問題はもちろんのこと、石破さんが総裁になったとたん、それまでに言っていたことを見事なまでにひっくり返したことも、ちょっとビックリでした。

それと、非公認候補者の党支部に支給された2,000万円問題も、直前にスクープされたというタイミングも手伝って、自民党にとってかなりの逆風になったのではないでしょうか。

ですが、普通の国民の感覚からすると、当然といえば当然の結果のように思います。

躍進した野党は・・・

で、その自民党が減らした議席を得たのはいくつかの野党。

特に、野党第一党の立憲民主党と国民民主党の躍進が目立ちました。

立憲民主党

立憲民主党は、98議席から148議席と50議席増。

立憲民主党については、野党第一党ということもあってか、党首の野田さんが政権交代を声高に訴えておられたように感じます。

私個人としては、立憲民主党の政策をしっかり理解しているわけでは決してないのですが、この党は与党に対して対決姿勢ばかりで解決の方向に進めようとしているとは思えず、そもそも良い印象は持っていませんでした。

また、立憲民主党の政策が石破総理の政策と比較的近しいと言われていて、特に両者とも経済に対してあまり明るくないようで、彼らの経済政策で日本の経済が上向くようには感じられません。

なので、石破総理の政策にあまり賛成できない私としては、そんな立憲民主党に投票する気にはなれないのが本音でした。

ですが、自民党に投票したくない、自民党じゃダメだと感じた人が、「じゃぁ代わりにどこに投票するか?」と考えた時、わかりやすいのが政権交代を訴えている立憲民主党で、それが50議席増につながったんじゃないかなぁと感じています。

国民民主党

もうひとつの国民民主党は、7議席から4倍増の28議席。

(実際には比例代表でさらに3議席獲得したものの、重複立候補者の多くが小選挙区で当選して比例名簿登載者が不足し、他の党に3議席を譲ることになったそうです)

実は私個人としては、「今回投票するのは国民民主党が一番良さそう」と思っていました。

理由は、代表の玉木さんが強く訴えていた「手取りを増やす」というキャッチフレーズが、まさに有権者のリアルな肌感覚そのものだと感じたからです。

具体的にどうやって対応していくかという方策についても、腹落ちするものでした。

例えば減税対策について、国民民主党のHPでは、

  • 消費税を5%に減税
  • 所得税減税
  • 基礎控除等を103万円→178万円に拡大

などが記載されています。

「これらの原資はどこから調達するのか?」ということについては、増え続けている国の税収を国民に還元していこうというものです。

こちらの記事によると、「2023年度の一般会計決算概要によると、国の税収は72兆761億円(従来見込み額69兆6110億円)となった。22年度の71兆1374億円を上回り、4年連続で過去最高を更新した」そうです。

玉木さん、「税収は国のお金ではなく国民から徴収したものなのだから、増えているのなら困っている国民に還元すべきだ」と街頭演説でおっしゃっていました。

おっしゃるとおり!

そして、国って4年も続けて税収が増えて潤っていたんですねぇ・・・

私、恥ずかしながらこのことを全く知らず、今回の玉木さんの演説を聞いて知った次第です。

もっとアンテナを張って色々情報を知っておかないといけませんね(汗)

消費税や所得税の減税、基礎控除の拡大などは、ダイレクトに手取りを増やすことにつながります。

他にも、ガソリン代負担軽減、電気代負担軽減、社会保険料の軽減なども政策の骨子として挙げておられます。

国民民主党の支持者は20、30、40代などの比較的若い現役世代が多かったそうで、「手取りを増やす」というメッセージが彼らの心を掴み、4倍増の28議席につながったのではないかと思います。

これらの政策を実現させるためには所得税の法改正が必要で、そのためには21議席ないと、単独で衆議院の法案を提出できないそうです。

なので、国民民主党としてはなんとか21議席を取りたいという思いだったようなのですが、21を大きく上回る28議席という結果になりました。

文字通り、「大躍進!」ですね。

是非、「手取りを増やす」政策、実現してほしいです!

もうひとつのイベント

と、衆議院選の感想としてはこんな感じなのですが、実は私にとって、10月27日はもうひとつ大きなイベントがありました。

それは・・・・、

天皇賞(秋)2024

去年の天皇賞は、応援していた武豊騎手が直前のケガで、ドウデュースには戸崎圭太騎手が乗り代わり、7着という結果に終わりました。

昨年の天皇賞(秋)2023の記事はこちら

今年の天皇賞、レース前の上位3位のオッズはこんな感じでした。

人気馬名単勝オッズ
1リバティアイランド2.3
2ドウデュース3.8
3レーベンスティール4.7

上位3位までが一桁オッズ、ドウデュースは2番人気です。

個人的には昨年の雪辱をはらすべく、武騎手とドウデュースに勝ってほしいと思っていましたが、リバティアイランドがいきそうな気もしてました。

出走馬15頭の中で唯一の牝馬(メス)のリバティアイランド、並み居る牡馬(オス)たちを押しのけ、勝ってくれれば、同じ女子(?)としてそれはそれでうれしかったりします。

そしていよいよレースがスタート。

前半は、後ろから2番目の位置取りで、競馬ド素人の私は、「あぁそんなに後ろで大丈夫なの?いや、武さんなら後半やってくれるはず!」と不安半分、期待半々のハラハラドキドキ。

そして、レース後半の直線にかかったところで、ドウデュースが驚くべき末脚(すえあし)を魅せます!

レース後のインタビューで「物凄い勢い」と武騎手も絶賛する瞬発力で、前の馬たちを次々と抜き去り、見事1着でゴール!

やりましたぁー!!

最後の直線で、ドウデュースが前を走る馬達をどんどん追い越していく姿、圧巻でしたね。

思わず、「やったー!」と両手を挙げて声を出してしまいました(笑)

ドウデュースもすごいけど、それを操る武騎手もすごい!

武騎手、なんと55歳です。

競馬は他のスポーツと比べると、比較的高い年齢の方(騎手)が多く、体力だけでなく経験や技術も重要な要素として求められますが、それでも55歳で結果を出し続ける武騎手、「スゴイ!」の一言です。

まさにレジェンド!

さすが、我ら中年の★(星)!

ちなみにドウデュース、今年で引退が決まっています。

年末までのG1レース、残り2戦、ジャパンカップと有馬記念。

特に有馬記念は去年1着で優勝してますからね~

最強タッグの武騎手とドウデュース、最後のレースまで、人馬一体で駆け抜けてほしいものです。

もう一度、元気な日本に!

というわけで、推しの武騎手とドウデュースの勝利という結果に満足した今年の天皇賞(秋)だったのですが、ひとつ気になったことが・・・・

それは、この日の東京競馬場、6.9万人の大観衆との発表だったのですが、「そのうちどのくらいの人が投票(期日前投票も含め)に行ったんだろう・・・?」ということ。

今回の選挙は、戦後3番目に低い53.85%という投票率だったそうで、期日前投票に行った人もいるだろうけど、たぶん、「選挙より天皇賞!」という人がほとんどのような気が・・・・(苦笑)

天皇賞に懸ける皆さんの思い、わからないでもないけれど、「(国民民主党の政策が実現して)手取りが増えて可処分所得が増えれば、競馬ももっと楽しめるようになりますよ」と言ってあげたい気もしたりして。

言いかえれば、競馬などの趣味をもっと楽しめるゆとりある生活のために、ほんの小さな一歩でも、国民一人一人が政治に興味を持って、参加=選挙に行くことがはるか遠くの目的地に到達する唯一の方法ですから。

「千里の道も一歩から」というではありませんか!

国民みんなの手取りが増えて、経済が上向きになり、日本がまた元気になっていきますように!