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ゆっくりのんびり、お家chocoZAPで!

5月で62歳になった私ですが、50歳手前くらいからジムに通い始め、ここ数年は、自宅でストレッチと自重による筋トレ、なんらかの有酸素運動(ランニングか自転車)をなるべく毎日欠かさずやるようにしています。

当初の目的は、体重と体脂肪を減らすこと、いわゆる「ダイエット」ですな(笑)

長い距離を走るのは苦手だった・・・

で、体脂肪を減らすには、筋トレをした後に有酸素運動をするのが効果的らしいと知り、早速、最初に筋トレ、その後ランニングをすることに。

ただ、自転車はともかく、ランニングについては、私は元々長い距離を走るのが苦手でした。

持久力がないのか、すぐ息が上がるというか、しんどくなるんです。

なので、最初は5分走って1分歩く、みたいな感じで走ってました。

それが、5分が10分になり、15分になり、20分、30分と少しずつ長く走れるようになっていったんです。

で、ここ3~4年は60分くらい通して走れるようになったので、大体週に2~3回くらい、60分で8.4kmくらい走るようにしていました。

長い距離を走るのが苦手だった私が60分走れるようになったことが、素直にうれしかったです。

ただ、60分走れると言っても、やはり楽に走れるというわけではなく、最後の方は毎回それなりにキツイです。

「今日は走りたくないなぁ」と思うこともそりゃぁあったりします、にんげんだもの(相田みつを風?)

でも、そんな日でもがんばって走り終えるとそれなりの達成感があって、「やっぱ、がんばって走って良かったなぁ」と思うんですね、これが。

膝の外側に痛みが

そんなペースでランニングを続け、筋トレとの相乗効果もあってか、当初の目標以上に体脂肪、体重ともに落ちてくれました。

この状態をキープすべく、筋トレとランニングを続けていたのですが、数ヶ月前から左足の膝の外側が時々痛むようになってきました。

特に階段を上ったり、上り坂を上ったりする時に痛みます。

走っている最中はそれほど痛みは感じないのですが、走る終えると痛みが出て1~2日ぐらい続きます。

ですが1~2日ぐらいで痛みが治まるので、また走る、するとまたその後1~2日痛む、というのを繰り返してました。

一応痛みは治まるので、「病院に行くほどでもないかなぁ」と思いつつ、ネットで症状を検索してみたりして、思い当たったのが「ランナー膝」(正式には「腸脛靱帯炎」)という症状。

痛みの出る場所や、初期はランニング後に痛みが発生するが、休むと消えるという状態も私の症状と同じで、原因はオーバーユース、つまり走る時間や距離が長すぎるということらしいです。

通常はマラソンなどの長距離ランナーがなりやすいらしいのですが、もちろん私はそんなレベルではありません。

自宅のランニングマシンで、チンタラ走っているだけなんですよ。

ですが、62歳の私にとっては、週2~3回、60分・8.4kmのペースですら走りすぎだったということなのでしょうか?

整形外科に行ってみる

休めば痛みが治まるのをいいことに、病院に行くのを延ばし延ばしにしていたのですが、「やっぱり行った方がいいかなぁ」と思い、腰痛のリハビリで通っている整形外科クリニックで診てもらうことにしました。

実はこのクリニック、あんまりいい印象がなかったのですが、腰痛の症状を診てもらっていることもあるので、「全く初診の病院に行くよりはいいかなぁ」と思いまして。

その日は痛みが治まっていたのですが、症状を色々説明したところ、先生は「おそらく腰痛による影響が出ていると思われます」とのこと。

私としては、「ランナー膝なのでは?」とも思っていたのですが、なんとなく言いにくい雰囲気で、結局言い出せずじまいでした。

で、後日、腰のMRIを撮ってもらうことになり、その日は予約をして家路に。

MRIの結果、診断は

数日後、改めてクリニックに行き、腰のMRIを撮ってもらいました。

で、そのMRIの画像を見た先生の診断は、案の定、腰痛によるものだろうということでした。

そもそも私の腰痛は、腰部脊柱管狭窄症という症状で、加齢などの影響で椎間板や腰椎が変形・変性して、脊柱管が狭まって、その中を通っている神経が圧迫されて足などに痛みや痺れが起きるそうです。

この画像がわかりやすいです。

出典:痛みwith(OMRON)

結局、膝の痛みはこの腰部脊柱管狭窄症から来るもの、という診断だったのですが、正直、私としてはイマイチしっくり来ていませんでした。

最初から腰痛が原因と決めてかかっているようで、「もう少し他の要因についても色々検討してくれてもいいんじゃないか?」というのが正直な気持ちです。

膝のMRIを撮ってもらおうかとも思ったのですが、MRIは1回につき1箇所だそうで、別の場所を撮るには別途予約が必要とのこと。

それに、上記のネット記事によると、ランナー膝はレントゲンやMRIでも特徴的な所見はないそうです。

ちなみに私が自転車で行ける範囲では、もともと整形外科クリニックが少なく、さらに最近1件閉院したこともあり、このクリニック、いつも激コミなんです。

そのせいもあってか、この先生、「ヤブ」とは言いませんが、一人一人の患者さんを丁寧に診るって感じは残念ながらあまりありません。

なので、「たぶん、このクリニックではこれ以上言っても無駄だなぁ」というのが正直なところ。

ゆるめのペースで走ってみたら・・・

というわけで、クリニックでの診断はイマイチ納得していない私ですが、痛む場所や症状から、たぶん「ランナー膝」じゃないかなぁと推測。

上記のネット記事によると、治療方法は、オーバーユースによるものなので、ランニングを休むことが重要なのだそうです。

あとは、ストレッチなど。

とりあえず、しばらくネットやユーチューブなどの情報で対応してみて、ダメだったら別の整形外科に行くことにします。

ということで、まずはランニングを2週間くらいお休みしました。

その後は、60分通して走るのではなく、以前のように、小分けにして走ることに(スピードは以前と同じ)。

10分走ったら2~3分歩きながら、汗を拭いたり、水を飲んだりしながら息を整えるというのを1セット。

これを3~4セットくらいのペースでやり、時間のない時は1~2セットでもOKとして、トータルで週に120分走ればよし、というゆるめの感じで走ることにしました。

で、いざ、この小分けの走り方で走ってみると、なかなか良い感じです。

というのも、以前60分通して走っていた時は、「今日はちょっとしんどいけど、走らなきゃ」と気持ちを奮い立たせて走る日も正直ありました。

ですが、この小分けの走り方だと、特に、10分×1セットとか、10分×2セットなど、「今時間があるからちょこっと走るか」的な感覚で、気負いなく走れて、まさに、今流行りのchocoZAP的な感じ?

これも家にランニングマシンがあるおかげ。

ランニングマシン購入の記事はこちら

さながら、「お家chocoZAP」状態(笑)

ストレッチに関しては、ユーチューブで検索して真似してやってみたり、など。

こんな調子で2~3ヶ月続けてみたところ、なんと、左膝の外側の痛みはかなり治まってきました!

多少疲れた時は、階段を上ったりする時に若干の痛みや違和感を感じることはあるものの、それ以外はほとんど痛みや違和感はありません。

やっぱりランナー膝だったんでしょうか?

これからは、自宅chocoZAPで!

こうして膝の痛みが治まってきたのは良いことなんですが、このchocoZAP的なゆるい走り方にすっかり慣れてしまって、今では60分ぶっ通しで8キロ以上も走っていたのが、嘘のように走れなくなってしまいました。

調子が良いときは10分でなく、20分を1セットにして走る時もあるんですが、それでもまぁまぁしんどいんです、これが。

お家chocoZAPにすっかり慣れてしまったんですなぁ。

60分続けて走るなんて、今の私にはちょっと無理っぽいです。

長い距離を走るのが苦手だった私が、60分続けて走れるようになってすごくうれしかったのに、結局、また、ほぼ最初のレベルに戻ってしまいました。

60分走れるようになるにはあんなに時間がかかったのに、走れなくなるのはあっという間です。

なんか、悲しい・・・・

62歳という年齢のせいもあるかもしれません。

ですが、この先のことを考えると、「痛みが出ないことが最優先で、マイペースでゆる~く、走り続けていられることの方が大切なんじゃないか」とも思います。

もともと私が走り始めたのは、ダイエットの為だったし、大会に出るとか、タイムを縮めるとか、そういう目的はありませんでした。

ラッキーなことに、ゆるいペースに変えても体重は変わってないので、そういう意味では今のペースでのんびり走ればいいのかなと思っています。

この先も体重をキープしながら、自身の健康のために、細く長く、マイペースで。

と、自分で自分に言い聞かせて、今日もお家chocoZAPで、ゆっくりのんびり走るとしますか!(笑)