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メンテナンスの担当者が修理に・・・

会費の値上げがきっかけで、ジムを退会して購入したランニングマシン。

これで家でランニングができると思って期待していたのに、いざ走ってみたら異音が発生。

メーカーのカスタマーサービスに連絡して、別の新品と交換。

これで大丈夫だろうと思いきや、またもや異音発生。

で、カスタマーサービスの方がメンテナンスの方を手配してくれることになりました。

メンテナンスの方が家に来て修理

で、メンテナンスの方が家に来てくれた日、いかにも修理・現場一筋という感じのやや年配の方で、実直そうな感じのTさん。

コロナ対策もばっちりで、マスクは二重、家に入る前にアルコールスプレーで手を消毒、そしてフィルム素材の手袋を装着。

このあたりも、Tさん、好感が持てます。

早速異常を発見

まずは、どういう時に音がするかなど説明し、録音した音を聞いてもらいました。

次に、ランニングマシンの本体を調査。

Tさん、本体を裏返し、裏面に何か異常がないか調べ始めました。

そうすると、早速異常を発見。

底面の前の部分を覆っているボトムカバーの右側が、しっかり固定されていないようでした。

素人の私が見ても、左側はきっちり固定されていますが、右側は隙間があいているのがわかります。

で、Tさん曰く、「これが全てとはいえませんが、間違いなく原因のひとつです」と明言。

いくつかある異音の種類のひとつに、右足を踏み込む時に聞こえる音があるのですが、ボトムカバーの右側がゆるいために、右足を踏み込むたびにその振動でボトムカバーが他の部分に当たって音がするというわけです。

Tさんの説明に、「なるほど」と、とりあえず納得。

他の種類の異音の原因は?

ただ、右足を踏み込むたびの異音とは別に、不定期に、部品がゆるんでどこかにぶつかるような金属っぽい音もあり、その原因は別のような気がします。

最初に聞いてもらった録音で、この不定期に聞こえる異音も、Tさんも認識しているので、今度はその音の原因を調査。

他の部分を調べたり、私が実際に走ってみて本体の内部に異常がないか見てもらったり。

そうすると、Tさん、「(私の)靴の底面とベルトの接触で音が発生しているような気がする」と言うのです。

私、これにはちょっと納得いきません!

百歩譲って、そうだとしても音の種類がまったく違うはず。

だって、靴の底とベルトの素材はゴムっぽい素材で、それらが摩擦することで発生する音は、擬音で表すと「キュッ、キュッ」みたいな音のはず。

でも、聞こえるのはもっと金属っぽい音なんですから。

それを、Tさんに訴えたところ、Tさんも「うぅ~ん、そうですねぇ・・・」という感じ。

マットのめり込みも原因?

その後もあちこち調べたところ、ランニングマシンの重さと走る時の振動で、ランニングマシンの前の足の部分に負荷がかかり、その部分が下に敷いているマットにめり込んでいることを指摘されました。

Tさん曰く、

  • 重力と振動の上からの圧力に対して、下(床)面からも押し返そうとする力が働くこと
  • ボトムカバーの右側がゆるんでいたために、それが他の部分にも影響して、床からの押し返す力も働き、それがどこかに当たって不定期に音が聞こえるのではないか

という分析。

この説明、わからなくもありません。

確かに、右側がゆるんでいたら右脚を踏み込む時だけではなく、中央や左側もゆるみの影響は受けますよね。

で、Tさん、走る時の振動を分散するために、(たまたま家にあった)かまぼこ板をランニングマシンの足とマットの間に置くことを提案。

こうすることで、走る時の重力と振動を分散することで床からの押し返す力も弱まり、異音の発生も抑えられる可能性がある、ということらしいです。

異音が解消するなら、かまぼこ板でもなんでも置きますけど、そもそも私、マットだってメーカー指定の商品を買って敷いているし、普通に走っている、つまり常識的な使い方をしているわけです。

それなのに、マットのめり込みが深くて異音がするって、「商品の品質や規格の問題なのでは?」って感じです。

つい、Tさんにそう言っちゃったところ、Tさんも返事に困っていました。

Tさんを困らせるために言ったわけじゃないんですよ、私の心の声ですので(笑)。

実際に走ってみる

ここまでで考えられる原因として、可能性があるのは、

  • ボトムカバーの右側のゆるみ
    →これはおそらく原因のひとつと思われます
  • 靴の底面とベルトの素材の関係
    →これは、ちょっと疑わしい

で、ボトムカバーをしっかり固定し、マットとランニングマシンの間にかまぼこ板を置いて、別の靴をはいて走ってみることにします。

大体10~15分くらいで異音がするので、別の靴をはいて20分走ってみました。

そうすると、とりあえず20分間は異音がしませんでした。

本当なら30分以上走る方がより確実性が増すと思ったのですが、これまでも10~15分走ると異音はしていたので、20分であればまぁまぁ信頼できるでしょう。

正直、100%納得したわけでは・・・・

ですが正直なところ、私的には、

  • 右足を踏み込む時の音がしなくなったのは、とりあえず納得
  • ただ、不定期に聞こえる金属っぽい音は、20分だと聞こえなかったけど、もっと長い時間だとどうだろう・・・・?

と、100%納得したわけではありませんでした。

70%くらいといったところでしょうか。

ですが、Tさんが来てからここまでで既に2時間半。

Tさん、本当に親切な方で、異音の修理だけでなく、通常のメンテナンスのやり方のコツとか、取説には書いてないようなことを色々おしえてくれました。

金属音も発生しなくなってる可能性だってあるかもしれないし、Tさんの丁寧な対応を信じて、今日のところはとりあえず大丈夫だろうと思うことにしました。

最後にTさん、「もし何かありましたら、遠慮なくまた連絡してください!」とおっしゃったので、私も「はい!そうさせていただきます!」と小学生のように大きな声で答えました(笑)。

で、後日走ってみたら・・・

で、後日これまでと同じように60分ほど走ってみました。

「なんだか嫌な予感がするなぁ」と思いながら走っていたら、案の定、15分くらい走ったら、これまで聞こえていた金属音、聞こえちゃいました。

はぁ~、やっぱりかぁ・・・

一応今回も録音しておこう、と思い、途中でスマホをセットし、60分走り続けました。

カスタマーサービスへの4度目の連絡

右足を踏み込む時に聞こえていた定期的な異音は、確かにかなり少なくなりました。

これは、Tさんの言うように、ボトムカバーの固定の甘さが原因だったのでしょう。

ですが、不定期に発生する金属音は以前のまま。

他に原因があるってことですよね。

仕方ない、もう一度、メーカーのカスタマーサービスに電話します。

  • 1回目:最初のランニングマシンの異音を連絡
  • 2回目:交換してもらった商品も異音が発生することを連絡
  • 3回目:位置を移動しても異音が発生することを連絡

今回で、かれこれ4回目の連絡です。

今回も、親切な対応のUさんが電話に出てくれ、Tさんによる原因の分析と修理の状況、後日走ったところ不定期な金属音が聞こえたことをなるべく丁寧に説明しました。

4回目ということもあり、Uさんも、私のことははっきり覚えてくれています(苦笑)。

で、もう一度、メンテナンスの担当者が修理に来てくれる段取りになりました。

Uさん、「何度もお伺いすることになり申し訳ありません」と申し訳なさそうに謝ってくれます。

Uさんのその真摯な対応は良いのですが、私としては、とにかく家の中で快適にストレスなくランニングマシンで走りたいだけなんです!

だって、そのために買ったんですから。

カスタマーサービスのUさんも、メンテナンスのTさんも対応は丁寧で親切なんですが、それはともかく、ランニングマシンの異音をどうにかしてくれ~!

ほんとに心からそう叫びたい気分。

はあ~