2018年の終わりくらいからIPO投資をやっています。
IPOとは新規公開株/新規上場株式のことで、IPO投資とは新しく上場する会社の株を買える抽選に応募し、当選してその株を購入したら上場初日に初値で売却して売却益を得る投資方法です。
IPOを始めた理由は・・・
私は2016年からNISAやiDeCoを始めていたのですが、それ以外の余剰資金を超低金利の銀行預金に預けておくのはもったいないので、何か他の比較的リスクの少ない資産運用をしてみたいと思っていました。
その選択肢のひとつとなったのが、IPO投資というわけです。
比較的リスクの少ないIPO投資ですが、購入価格よりも初値が下がると損をしてしまいます。
とは言っても、大小の差はあれど、概ね初値は上がることが多いようです。
それでもできるだけリスクは少なくしたいので、IPO投資をしているブロガーさんの分析などを見て、初値が下がりそうな企業を避けて購入するようにしています。
ですがもちろん、そもそも抽選に当たらないと株は買えません。
そして、この抽選に当たる確立そのものがかなり低いので、リスクも低い代わりにそう簡単に利益を出すこともできないというわけです。
で、私の運用成績は・・・
で、2018年の終わりから2023年の3月までの約4年数ヶ月、私の運用成績はというと・・・・
- 2018年 ソフトバンク当選
- 2019年 JTOWER当選
- 2020年 ココペリ当選
4年数ヶ月で、当選はこの3件のみ。
ちなみに応募した件数はたぶん400件近くになると思います。
ほんっとに、当たらないんです(苦笑)。
さらにこの貴重な3件の当選のうち、ソフトバンクはテレビCMにも流れていたほどの大売り出しの案件で、たぶん応募した人のほとんどは当選したのではないでしょうか。
そのせいなのかどうかわかりませんが、ソフトバンクは上場後の初値が下がってしまうという結果になりました。
なので初値で売っても損するだけだし、当時孫さんが配当金を5%出すとおっしゃっていたので、その言葉を信じ初値では売らずにそのまま持ち続けることにしました。
そしてあれから4年、少額ではありますが、毎年チャリンチャリンと配当金を口座に振り込んでいただいています。
孫さん、ありがとう(笑)。
その他のJTOWERとココペリは、初値がそれぞれ約2倍前後に上がったのでありがたくその売却益の恩恵に与りました。
この2社の売却益とソフトバンクの4年分の配当金をあわせると、ざっくり40~50万円くらい(手数料、源泉徴収差し引き後)でしょうか。
当初の目論見どおり、銀行に預けておくよりは良かったですね(苦笑)。
こんな感じで2020年までは毎年1件は当選していたので、このくらいのペースで当選できればいいなぁと思っていたものの、その後はなかなかそううまくはいかず、2021年、2022年、そしてここまでの2023年は全く当選していません。
補欠当選は毎年何回かあるのですが、なかなか繰り上げ当選しないんですよね。
今後はどうする?
そうは言っても銀行に預けておくよりはよっぽどいいし、おそらく大きな損もしないと思うので「このまま続けてもいっか」と思っていたのですが、ここに来て予定を変更することにしました。
それは、2024年から新NISAが始まるから!
IPO投資は今年中で終え、来年2024年からはその資金を新NISAにつぎ込むことにします!
新NISAについては、こちらの記事がわかりやすいと思うのですが、現行NISAとの主な違いは、
- つみたて投資枠(現つみたてNISA)と成長投資枠(現一般NISA)が併用できる
- 生涯非課税限度枠は1,800万円、年間上限投資枠は360万円までに大幅増加
- 非課税保有期間も運用期間も無期限
- 売却したらその分は追加してまた運用できる
などが大きなポイント。
岸田さん、Good job!
現行のNISAやつみたてNISAからすると、ほとんど全ての条件が格段に良くなりました。
まぁ、年間投資枠の360万円や生涯非課税枠の1,800万円はなかなか使いきれる金額ではありませんが、それでも非課税保有期間も運用期間も無期限ということなので、庶民の私はこれまでどおりコツコツ積み立ててまいります。
最近めっきり人気のない岸田さんですが、この新NISAだけは「Good Job ! !!」と言ってあげたい(笑)。