昨年の9月20日に上場したインテグラルというコンサルティング会社のIPOに当選し、迷いつつも公募価格2,400円で200株購入したものの、その後の株価は公募価格を下回る結果となってしまってました。
インテグラルIPO当選の記事はこちら
公募価格割れ
厳密には、初日の終値は2,475円と少しだけ上がっていたのですが、これで売っても、15,000円(75円×200株)にしかならないので、様子を見ようとしばらくそのままにしていたんです。
(ここで変に欲を出さなければ良かった・・・・)
ところが、その後株価は下がり、9月27日時点の終値は2,238円。
ここで売って損切りすべきか、いやこれから上がるかもしれないからもうしばらく様子を見るべきか、心の中はモヤモヤ・・・・
こういう時の私は、ほぼ90%様子を見るタイプです。
石橋を叩いて叩いて、でもそのままそこに立ち尽くす小心者です(苦笑)。
なのでこの時も、株価を定期的にチェックしながらその後もずーっと持ち続けていました。
その後も下がり続け・・・
なんですが、そんな小心者の私のささやかな願いも空しく、その後も株価は下がり続け、11月14日には最安値の1,640円まで下がってしまいました。
あの時、2,475円で売っていれば・・・・・
いや、せめて2,238円の時点で損切りしていれば・・・・
と悔やんでみても後の祭り。
きっとこれが個別株投資の「あるある」なんでしょうなぁ。
ですが、こんなに下がってしまってはもう売る気にもならず、こうなったら、せめて2,000円台くらいになるまで気長に待つことにしました。
なぜか上昇?
そうしたらなんと、その最安値の翌日の11月15日から、株価が上がり始めたんです。
11月後半には2,000円台に乗り、11月30日にはほぼ公募価格の2,406円まで戻しました。
ぶっちゃけ、数ヶ月から1年くらいは持ち続けることを覚悟していたのですが、その後あっさりと2週間くらいで公募価格まで戻ってくれました。
口コミを見てみると、今後も上がる的な評価もチラホラ。
それまで簡単な財務情報すらチェックしていなかった私、ここでやっとこの会社のHPのIR情報をチェックします(苦笑)
すると、売り上げも利益も順調に伸びており、なかなか良さそうな気がします。
で、この後どのくらいまで上がるか興味が湧いてきた私は、このまま持ち続けることに決めました。
もともと1年くらいは持っておこうと思っていましたし。
その後、気になる株価は小さい上がり下がりを繰り返しつつも、2024年1月31日現在、なんと2,899円まで上がりました。
出典:Yahooファイナンス
口コミも上がる期待をしている方が多いよう。
このまま上がり続けてほしいですが、私にはどうなるかぶっちゃけわかりません。
教訓
ここで改めて教訓です。
ど素人の私には、個別株の売買はかなりハードル高いです。
インテグラルの他には、やはりIPO当選した時に購入したソフトバンク株を持っているのですが、このソフトバンクも初値が公募価格割れしたパターンです。
その時も、すぐ売ろうかどうしようか迷ったのですが、孫さんが5%配当金を出すと言ったので、そのまま長期保有することにしました。
微々たる金額ですが、毎年2回チャリンチャリンと配当金をいただいており、1,600円で買った株も1,963.5円まで上昇(2024年1月31日時点)
出典:Yahooファイナンス
とりあえず、あの時売らないでおいて良かったぁ(笑)
インテグラルもこのまま株価が上がるか、配当金を出すようになってくれればありがたいのですが・・・・
と、こんな感じで私が持っている個別株はIPOで当選したものだけ、そして「株価の行方は運任せ」というなんとも情けない状態(苦笑)
なので、この先も私がIPO以外で個別株を買うことはおそらくないでしょう。
上がったらぬか喜び、下がっても損切りする勇気のない小心者の私、株価の値動きに一喜一憂する個別株は、精神安定上あまりよろしくありません。
そもそも、個別株の運用は私にはハードルが高すぎます。
全世界株式のインデックス投信をコツコツと継続して積み立てて買っていくのが、小心者の庶民の私には一番、と改めて感じた次第です。
確か山崎元さんがインデックス投信を積み立てて買っていく運用のことを「相場を気にせず、夜安心して寝られる資産運用」とおっしゃっていたように思うのですが、本当につくづくそう思います。
「夜、安心して寝られる資産運用」
名言です!