とりあえず、決着したと思っていたランニングマシンの異音問題。
ですが、まだ続くことになってしまいました・・・
私からもメーカーに連絡
2回目の修理対応で、
- 異音の発生原因は特定できず
- ただし、異音が原因で故障することはない
ということで決着することになった異音問題。
修理に来てくれたTさんから、メーカーのカスタマーサービスの方へ報告されるとは思いましたが、私からも使用者としての見解をメーカーに伝えたい!
Tさんを疑うわけではありませんが、Tさんの2回目の修理対応には納得できていなかったため、もし、Tさん目線の一方的な見解だけをメーカーに報告されていないかどうか、念のため確認したいですから。
で、今回の修理対応の経緯を時系列で整理、異音が原因で故障することはないと保証してもらった旨をレポートにまとめ、異音の動画も一緒にカスタマーサービスのUさん宛にメールを送りました。
カスタマーサービスのUさんから電話
そうしたら、なんと10分もしないうちに、カスタマーサービスのUさんから電話がかかってきました!
購入者の私から、レポートや異音の動画などかなり詳しい内容の情報が送られてきたので、私がかなり憤慨していると思ったのでしょうか?
決して感情的になっていたわけではありませんが、言ってみればメーカー側の人間の修理のTさんからの報告だけでなく、使用者の私の言い分もしっかり理解してほしいというのは確かですけどね。
Uさん曰く、修理のTさんからも、同じような内容の報告を受けているとのことだったので、とりあえず私の見解を無視したTさん目線のみの報告ではなかったことはわかりました。
私の説明に対して、Uさんはいつもの丁寧な物言いの対応でしたが、ちょっと気になったのは、「異音の『カーン』という音は、靴とステップ(金属部分)の接触で発生しているようにも思える」と遠慮がちにではありますが、はっきりそう言ったこと。
Uさん、あなたもですか?
普通に考えて、靴底のゴム素材と金属が接触することで、あんな「カーン」という金属音が発生するわけありませんから。
ですが、修理のTさんが、「音が発生した時に靴がベルト脇のステップ(金属部分)に接触していたことを目視で確認した」と報告したのでしょう。
結局、彼らは「ベルトと板金しかない構造の部分から音がするわけがない」というメーカー本位の論理から一歩も譲ろうとしないんだな、とつくづく感じました。
はぁ・・・・
Uさんからのお願い
その後も、「結局メーカーの人間として『商品としての欠陥はない』の一点張りなんだな」と半分あきらめて話していると、Uさんから、「(送られた動画は足元が映っていないので)足元を映した動画を録画してもらえないか」とお願いされました。
正直それを聞いたときは、「えぇ~、これ以上私になにをやれって言うわけ?」と思いましたよ。
だって、ここまで到るにも紆余曲折、私的にはそれなりに時間と手間を割いてますから。
そもそもメーカーとして正常な商品を提供していれば、購入者の私がこんな思いをすることはないわけですよ。
ですが、私には、靴と本体の接触で音が発生しているのではないという確信がありますから、「それを彼らに証明するには、音の発生時に靴はステップ(金属部分)に接触していない動画しかない!」と思い直しました。
で、Uさんに返事しましたよ。
「わかりました。少しお時間いただければ、足元の動画をお送りします」と。
足元の動画を録画
それから後日、足元がしっかり映るようにスマホをあーでもない、こーでもない、と色々調整してばっちりのアングルをセッティング。
私のスマホはかなり古いので、容量もあまり残っておらず、そのため、あまり長い時間録画することができないので、異音が発生し始めてから10分程度録画することにしました。
で、走り始めました。
そして、異音が発生し始めてから録画開始。
10分間ほど走って録画をいったん止め、そこから今度は録画なしでいつもどおりに合計60分間走りました。
走り終えて、早速録画を確認したところ、10分間の録画の中で何回か異音が発生していますが、その際に靴がベルト脇のステップ(金属部分)に接触しているものは皆無です。
つまり、異音の原因は靴とステップ(金属部分)の接触ではない、ということです。
その時の私の心の声はこんな風。
「ほうら、言ったとおりでしょ!音の原因は、靴とステップ部分の接触なんかじゃないんだから!」
勝ち誇った気分です。
誰もいない部屋の中で、ドヤ顔になっていた私。
誰かが見たら、かなりヤバイ光景だったかもしれません(笑)。
そうすると、さらに欲が出るというか、もっと金属音と認識できるクリアで大きな音を録りたいという気持ちがむくむくと顔を出し始めました。
だって、Uさん、前回の録画でかなりはっきりした「カーン」という金属音が聞こえるにもかかわらず、「靴とステップ部分が接触した音に思える」なんて言うんですから。
Uさんがそう言うなら、私としても「今度は絶対にそうは言わせない!」という思いから、何回か走ってみて、いちばんはっきりした音を送ることにしました。
ここまで来たらこっちも意地があります!
負けず嫌いなんですねぇ、私(笑)。
動画送付
それから1週間あまり、合計5回ほど録画して、一番大きくはっきりした音が聞こえる動画を作成。
動画の容量を少なくするために5秒程度にトリミングはしていますが、
- 右足を踏み込むたびに聞こえる「カン、カン」という定期的な音
- 不定期に聞こえるやや大きめの「カーン」という部品のようなものがぶつかるような音
がはっきりと録音されています。
正直言って、ここまでの労力、それなりにかかっています。
- 録画を再生して、それぞれの音が発生する時間をチェック
- そのうち、どれがいちばんはっきり音が聞こえるかを確認
- その音の5秒前後をトリミング(動画の編集をやったことがなかったので、上手くトリミングできず最初は苦労しました)
これを1回の録画ごとに計5回繰り返しました。
これらの作業、文字にすると3行で終わりですが、実際の作業はかなりの時間と手間がかかりました。
ですが、私やりましたよ!
彼らに、音の原因は靴がステップ(金属部分)に触れているからではないことを認めさせたい一心で!(笑)
そして、「これなら文句ないでしょ!」と思えるベストの5秒の動画を完成してメール送信!
やり切った感!
私としては、これで、靴と本体のステップ部分が接触して音が発生しているわけではないことを動画で証明できて、それなりにやり切った気分です。
誰がどう見ても、音が発生する瞬間には私の靴は接地するベルト以外どこにも接触してませんから。
自己満足と言えなくもない、妙な達成感!(笑)
彼らがメーカーとして、この後どういう対応をするのかわかりませんが、今度こそ、私の言い続けてきたことが間違いではないことを認識してくれるはず!
と、信じたい!