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今年の健康診断の結果で一番ショックだったこと

毎年、自治体の無料の基本健診の他に各種受けているがん検診、今年も7月に受けました。

で、先月8月になって、その検査の結果が届きました。

各種がん検診の結果は・・・・

まずは、各種がん検診の結果なのですが、

  • 胃がん→ピロリ菌のない良性ポリープがあるが、経過観察で問題なし
  • 大腸がん→異常なし
  • 肺がん→異常なし
  • 乳がん→異常なし
  • 子宮頸がん→異常なし

ということで、各種がん検診については、一応全て異常なしでひとまず安心いたしました。

ちなみに、胃がん検診については、初めて鼻からの胃カメラを経験しました。

その時の記事「胃がん検診、鼻からの胃カメラ初体験!」はこちら

その他の基礎検診の結果は・・・・

そして、その他の基礎健診の結果なのですが、大体いつも数値が若干ひっかかるのが、貧血検査、血清クレアチニン検査(腎機能)と1日推定塩分摂取量の3項目。

これらは、昨年の健康診断の記事でも触れています。

昨年の健康診断の記事「今年の健康診断の結果は・・・・?」はこちら

さてさて、それぞれ今年の結果はどういうことになっているのでしょうか?

貧血検査

貧血検査で数値がひっかかるのは、血色素量という項目で、これは血液中のヘモグロビン(Hb)の量を指します。

ヘモグロビンは赤血球に含まれる赤い色素タンパク質で、酸素を全身に運ぶ役割があるそうです。

で、3年前から昨年までの数値がこちら。

基準値2024/9/242023/11/172023/3/24
血色素量12.1g/dl以上10.111.510.8

昨年は貧血に良いとされるレーズンを健康診断の10か月前から食べていたのに、直近の3年で一番悪い数値になってしまいました。

レーズンの効果はなかったということなのでしょうか?

そして、気になる今年の数値は?

ジャーン!

なんと、昨年の10.1から一気に13.5と基準値をクリア!

特に食生活を改善したわけでもないのに、一気に13.5まで上がりなんだかわかんないけどウレシイ。

強いて言えば、レーズンを毎日食べ続けていることくらい。

10か月のレーズンでは効果が出ず、さらにそこから10か月食べ続けた後の今年の検査で効果が出たということなのでしょうか?

よくわかりませんが、とにかく数値が改善してウレシイ。

年取ると、悪くなることはあっても良くなることは少ないですからね(苦笑)

そういえば、今年の夏はクラクラすることがなかったような気がします。

ひとまず、よかった。

腎機能検査

次に腎機能の数値ですが、これは、血清クレアチニン値とeGFRという数値で確認します。

こちらの記事によると、「クレアチニンとは血液中の老廃物のひとつであり、通常であれば腎臓でろ過され、ほとんどが尿中に排出されます。しかし、腎機能が低下していると、尿中に排出されずに血液中に蓄積されます。この血液中のクレアチニンを『血清クレアチニン値』」というそうです。

そして、eGFRは、この血清クレアチニン値と年齢から計算されます。

3年前から昨年までの数値がこちら。

基準値2024/9/242023/11/172023/3/24
血清クレアチニン値0.70mg/dl以下0.790.780.72
eGFR60以上56.857.863.4

血清クレアチニン値も年々少しづつ高くなっていて、年齢も上がっているので、eGFRの数値も少しずつ悪くなっています。

そして、今年の数値はというと・・・・

はぁ~、さらに少し悪くなっていました。

これまでと同様に、年齢が上がるごとに、クレアチニン値が高くなり、eGFRも悪くなるという具合ですな。

この腎機能の数値に関しては、毎年先生から問診の際コメントがあるのですが、「年齢が上がるのである程度仕方ないということと、尿検査で糖とたんぱくが毎回マイナスなので、それほど気にすることはないですが、一応、経過観察をしていきましょう」とのこと。

こちらの記事の区分でも、GFRはG3aと上から3番目ですが、たんぱく尿区分はA1の正常なので、総合的な結果は、軽度(緑が正常で、黄色は軽度)になるみたいです。

先生のコメントと同じですね。

出典:協和キリン株式会社 

(出典をクリックした後、年齢、血清クレアチニン値、性別を入力して、「診断結果を見る」をクリックすると、この表が表示されます)

ちなみに、GFRとeGFRの違いですが、GFRとは「糸球体ろ過量」のことで、腎臓の糸球体が1分間にろ過できる血液の量を直接測定した値で、eGFRとは、この「糸球体ろ過量」をクレアチニン値、年齢、性別から計算して推定された数値だそうです。

つまり、GFRはより正確な値が求められますが、検査負担が大きいため、健康診断などでは簡易的に求められるeGFRが使われるそうです。

1日推定塩分摂取量

で、この腎機能と関係があるのが、塩分摂取量です。

私自身は濃い味が好きとか、塩分を取りすぎている意識はないのですが、3年前から昨年までの1日推定塩分摂取量ではこんな感じで、基準値をオーバーしていました。

基準値(女性2024/9/242023/11/172023/3/24
1日の塩分摂取量6.5g未満7.67.38.7

腎機能が毎年少しずつ悪くなっていたので、料理に使う塩分については気をつけているつもりですが、加工食品に入っている塩分などで取りすぎているのかもしれません。

ただ、こちらの記事によると、日本人の塩分の摂取量は「厚生労働省 令和4年(2022)『国民健康・栄養調査』の結果によると、食塩摂取量の平均値は9.7g であり、男性10.5g、女性9.0g」だそうです。

この数値からすると、基準値オーバーとはいえ、私は少ない方だったんですね。

とはいえ、基準値はオーバーしている私、気になる今年の数値は・・・・

おぉ~、まだ若干オーバーしているとはいえ、かなり良いんじゃないですか?

基準値の6.5gまであともう少し!

うれしいには違いないものの、これで腎機能の数値が改善されていれば文句なしなのですが、肝心の腎機能の数値がねぇ・・・・

番外編、身長が・・・・!

それと、体調には関係ないのですが、私にとっては大切な項目。

それは身長。

年をとるとだんだん縮むっていうじゃないですか。

もともと身長が低いのに加えて、意識していないと、この画像の「骨盤後傾の姿勢」のようになりがちになってしまうんです。

出典:腰痛ラボ

この画像はちょっと大げさですけど、骨盤後傾の姿勢は、正しい姿勢に比べて身長が低いでしょ?

正しい姿勢で立っていても、そもそもの身長が低い私は、骨盤後傾のせいでこれ以上低くなるのはなんとしても阻止したい!

なので、私、毎回、身長を測る時は後傾しがちな骨盤をキュッと立て、背筋も「これでもか!」というくらい伸ばしていたんです。

そのやり方でこれまでは、なんとか153cmをキープしていたのですが、昨年は152.6cmとなってしまいました。

若干ショックではあったものの、「4ミリなら誤差の範囲。きっと骨盤の立て方と背筋の伸ばし方が足りなかったに違いない。来年はもっと気合を入れねば!」と固く心に決めておりました。

そして迎えた今年の検診。

「いざ、勝負!」とばかりに、思いっきり骨盤を立て、背筋を伸ばして計測台に乗ったら・・・・

結果は、なんと、まさかの・・・・

ショックすぎる・・・・

以前の153cmよりも1cm低くなってしまった・・・・

4ミリなら誤差の範囲といえるけど、10ミリ=1cmは誤差ではない・・・・

それを認めたくない気持ちと心の中で必死に戦う63歳の私。

おばぁちゃんに向かって、確実に一歩一歩近づいているということか・・・・

悲喜こもごもの結果?

と、こんな様子の悲喜こもごもの(?)今年の健康診断の結果でした。

喜の方は、貧血が改善したこと。

悲の方は、腎機能の数値がまた少し悪くなったこと。

そして、悲どころか何よりもショックだったのが、身長が152cmになってしまったこと!

腎機能を改善するには

ちなみに、「腎機能を改善するには?」とChatGPTに聞いてみたところ、「進行を遅らせたり、悪化を防ぐことは可能です。改善というより『守る』『維持する』ことが重要になります。」ということでした。

さらに、今すべき、具体的な対策としては、

【基礎疾患】

  • 高血圧・糖尿病・脂質異常があるか → なし
  • 血圧は 130/80 mmHg 未満が目標→クリア

【食事面】

  • 塩分は控える(1日6.5g未満)→今回6.9gだったので、もう一息!
  • タンパク質は一般的な量でよいが、摂りすぎは避ける(肉・魚・卵・大豆製品などをバランスよく)→摂りすぎてはいない
  • 水分制限は通常不要(むくみや心不全がなければ)→これも大丈夫

【薬・サプリ】

  • NSAIDs(ロキソニン、イブプロフェンなど)を常用しない→していない
  • サプリや健康食品は必ず主治医に確認→服用していない

【定期検査】

  • 半年〜1年ごとに血液・尿検査→クリア
  • 血圧測定を日常的に→クリア

【生活習慣】

  • 禁煙、飲酒は控えめ→どちらもなし
  • 有酸素運動(ウォーキングなど)を無理なく続ける→続けている
  • 十分な睡眠、ストレス管理→一応気をつけている

という感じで、塩分以外は、ほとんどの項目をクリアしているつもりです。

もともと腎臓が弱いんですかねぇ?

まぁ、まだ軽度で経過観察ということなので、気にしすぎなくてもいいとは思うのですが、将来的に悪くなっていくことは避けたい。

ただ腎機能は改善するのは難しく、維持することが重要らしいので、とりあえず、来年も腎機能の数値が悪くならないようにしたいです。

なので、引き続き、上記の項目に気をつけながら、特に塩分の摂りすぎには注意しようと思います。

来年の健康診断の目標は

ということで、来年の健康診断の目標(?)は、1日推定塩分摂取量、6.5g以下!

あ、あと、身長測る時は、「これ以上無理!」っていうくらい、骨盤を立て、背筋を伸ばして、なんなら首もめいっぱい伸ばして、152cmから1ミリでも高くする!(笑)

健康寿命を伸ばして、「90歳まで自立して元気に一人暮らし」目指してがんばるぞ!