先日、久しぶりに東京時代に勤めていた会社の同僚の友人と再会しました。
彼女と初めて出会ったのは・・・
彼女との出会いは、私が2社目?に転職した先の会社でした。
彼女は私より6歳若くその会社に新卒で入社しており、そこへ私は中途で入ったという次第です。
年は若いけど、社歴としては先輩、というビミョウな関係は最初からあまり気にならず、なぜか彼女には同じ匂いを感じて当時から仲良くさせてもらっていました。
通じる相手には、なぜか鼻が利くんですなぁ(笑)
思い起こせば、当時は平成の初め頃。
まだ、パワハラやセクハラ、コンプライアンスなんて言葉もない時代で、今思えば「ちょっとマズかったのでは?」と思うようなこともそれなりにあったような気がします(苦笑)
ですが、ラッキーなことに友人(同僚)には恵まれていました。
なんか、チームみたいな感じでしたね。
仕事はキツイこともそれなりにありましたが、そんなしんどかったりつらかったりしたことも、彼女達がいたからこそ乗り越えられたし、今となってはなにもかもが良い思い出です。
なので、当時苦楽を共にした友人達とは今も変わらず仲良くさせてもらっています。
彼女もその大切な友人の一人です。
30年たっても会えば、あの頃に
彼女は20代の終わりに会社を辞め、実家に帰郷、そこで結婚してそれからずっとそこで暮らしています。
かれこれ30年くらい経つんですねぇ・・・
この30年の間、彼女に会ったのは、彼女の結婚式や、当時の同僚と彼女の実家に遊びに行ったことが2度ほど、最後は2012年だったと記憶しています。
なので、今回の再会は実に12年ぶりでした。
彼女と会えるのはすごく楽しみだったのですが、反面「久しぶりすぎてちょっと緊張するかも?」と最初は思ったりもしていたのですが・・・・
それがなんのなんの、会ってみれば、以前と変わらず若々しい彼女、すぐに二人ともあの頃に戻り、楽しい昔話に花が咲き乱れました(笑)
同僚として彼女と過ごしたのはおそらく4~5年にも拘らず、30年以上たってもこんな風に話せるって、友達ってありがたいなぁとつくづく感じました。
この先おばぁさんになっても
若かった私達も、彼女は50代後半、私は60代に突入し、お互いに色んなことがありました。
あの若かった頃の元気で怖いものなしで、自分のことだけ考えていればよかった私達とは今は違いますが、それでも、いやそれだからこそ、わかりあえる、通じあえることもたくさんあります。
一緒に働いていた頃の楽しい思い出話で笑いころげるだけでなく、その後の人生での出来事、これからの生活、家族のことなどもたくさん話せましたよ。
この30年、良いことだけでなくしんどかったりつらかったりしたこともあったはず、それでもあの頃と変わらず前に進もうとしている彼女は、とても素敵でした。
本当に、4~5年しか一緒に過ごしていないのに、10年以上ぶりに会ってもこんな風にいろんな話ができて、すごく満ち足りた時間でした。
これって、一緒に過ごした時間の長さよりもしんどい時期を一緒に乗り越えてきたという中身の方が濃いからなんですかね。
私は友人の数はそれほど多くない方、いや少ない方かもしれませんが、それぞれの友人は皆かけがえのない存在で、これからおばぁさんになってもずっと仲良くしていきたい人たちばかりです。
そんなことを思うと、私はつくづく友人に恵まれているなぁ、と改めて感じています。
ありがたいことですね。
この先も、彼女達がみな健康で穏やかに、笑顔で人生を過ごせるよう願うばかりです。