先日、マイナンバーカード・電子証明書の有効期限通知書なる郵便物が届きました。
マイナンバーカードの期限が今年の誕生日まで、ということはうっすら覚えていたので、「あ、そのことね」と思ったんですが・・・・
電子証明書とは?
一方、電子証明書とはなんぞや?
「マイナンバーカードの他に、何か証明書があったっけ?」と、一瞬思ったのですが、物理的に何か証明書が存在するわけではなく、マイナンバーカードに記録された外部から読み取られないように設定されているデータのことのようです。
総務省のHPによると、署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書があり、
- 署名用電子証明書は、インターネット等で電子文書を作成・送信する際に利用するもので、「作成・送信した電子文書が、利用者が作成、送信したものであること」を証明するもの
- 利用者証明用電子証明書は、インターネットサイトやコンビニ等のキオスク端末等にログインする際に利用し、「ログインした者が、利用者本人であること」を証明するもの
だそうです。
なるほど、例えば前者は、確定申告の時にe-Taxでデータを送る際に必要ってことですな。
ふむふむ。
マイナンバーカードの更新手続きのみ
ただ、今回送られてきた書類には更新手続きは「マイナンバーカードの更新手続き」と書いてあり、同封されている書類もマイナンバーカードの更新に必要なもののみでした。
電子証明書の更新手続きは、こちらの説明によると、送られる有効期限通知書とマイナンバーカードを持って自治体の役所で手続きするようです。
(確かに、5年前に市役所で手続きした記憶があります)
電子証明書の期限も今年の誕生日までのようなんですが、なぜかその有効期限通知書はまだ届いていません。
「もしや、新しいマイナンバーカードが発行されてから、そのカードで手続きするということなのではないか?」と勝手に推測。
この推測が正しいかどうかわからないのですが、仮に、有効期限を過ぎてしまっても電子証明書の再発行はできるみたいなので、あまり気にせず、とりあえずマイナンバーカードの更新手続きのみすることにします。
(そもそも、マイナンバーカードの手続きの書類しか届いてませんしね~)
具体的な手続き方法は
で、その更新手続きなんですが、郵送とオンラインでの手続きがあり、郵送の場合は、送られた申請書に必要事項を記入、写真を貼付して返送、オンラインの場合は、スマホはQRコード、パソコンは申請用WEBサイトで手続きできるようです。
あと、証明用写真機でもQRコードを読み込んで手続きできるみたいです。
あのよく街角にある証明写真を撮るボックスみたいなやつのことですよね?
今時は、写真を撮るだけでなく、手続きもできちゃうんですか?
知りませんでした!
各手続きの詳細は、こちらの説明がわかりやすいです。

スマホで顔写真を撮ったものの・・・・
で、肝心のマイナンバーカードの更新手続きなんですが、スマホでチャッチャッと済ませてしまおうと思い、早速、顔写真を撮ることにしました。
家の中で、なるべく、いい感じに顔に自然光が当たって目の下のクマやら、シミやらが目立たない場所、かつ、背景が写っても支障ない場所をあちこち探します。
で、結局「2階の自分の部屋で撮るのがいちばんマシ」と判断し、何枚か撮影。
他人から見たら「何度撮っても同じでしょ」と言われそうですが、なぜかビミョウに違うんですよ、これが。
本人にしかわからない見え方のこだわりというものがあり、トータル10枚以上撮って一番良さそうなものをトリミングして準備。
と、ここまで準備したところで、同封されていた説明書に書かれている顔写真のチェックポイントなる箇所を見てみると、「無背景」と書かれてあるではありませんか!
え?
全然気にしてなかったぞ!
というのも、証券会社やキャッシュレスのアプリなどで本人確認のためにスマホで写真を撮って送っていた時の記憶があって、その時と同じようにただ普通に撮ればいいと思いこんでたんですよね。
ただ今回は本人確認ではなく、証明写真なので、よく考えればわかりそうなものなのですが・・・・(恥)
もちろん、撮った写真の背景には全て何かしら写っています。
で、無背景にできる壁はないかと家中を探しましたが、これがないんです!
絵がかかっていたり、家具など何かしら障害物があるんですよ。
さらに、スマホの画像の編集で、背景を無背景にできる加工はないかチェックしたものの、どうもなさそう。
ってことは、私はスマホやパソコンでは申請できないってこと?
ですが、わざわざ街中の証明写真ボックスの機械まで出掛け、さらにお金をかけて写真を撮る気には、正直なりません。
なぜ気づかぬ!背景を無背景にできるアプリ
となると、あの作戦しかありません!
そう、免許更新の時にも実行した、昔撮った紙の証明写真を使う作戦です(笑)
運転免許更新の記事「運転免許更新、乗り切るための対策」はこちら
昔撮った証明写真、何枚かとってあります。
免許証の時に使える写真はないか、探したことを覚えていたので、早速もう一度チェックしたところ、ぴったりのサイズのものはなかったのですが、やや大きめの写真が1枚ありました。
いつ撮ったのかうる覚えですが、7~8年くらい前?
規定では「6ヶ月以内に撮影したもの」とありましたが、(何度も言いますが)これだけのためにわざわざ写真を撮る気にはなれません。
手元にある7~8年前の写真は、規定よりやや大きいサイズですが、大きいぶんにはカットすればいいですから。
それに、写りがイマイチなせいか、あくまで個人的判断ですが、見た目も今とそんなに変わらないような気もします(苦笑)
このまま大事にとっておいても仕方ないし、(免許証の時と同様に)今回も昔の写真を使わせていただくことにいたしました(苦笑)
というわけで、その7~8年前の写真を規定のサイズにカットして申請書に貼り、必要事項を記入して、無事、ポストに投函しました。
ですが、こうして全て終わってから、私、あることに気づいたんです。
そう、「あれ?背景を無背景に加工するアプリとかあるのでは?」ということに!
スマホの編集加工をチェックした時に、なぜアプリのことを思いつかなかったのか?
実際に探してみたら、たくさんありました、って当たり前。
・・・・自分で自分が、情けない・・・・
人はこういう時に「まぬけ」という言葉を使うのではないでしょうか・・・(恥)
思いっきり、昭和のおばちゃんの私
昨年の免許証の更新の時に、「今回の反省をこめて、さらに次の5年後の更新の時はさすがに10年以上前の写真はもう提出しません」と反省しているにもかかわらず、今回も昔の写真を使ってしまった私。
(ただ、「10年以上前ではなく、今回は7~8年前ですが」ってそういう問題ではありませぬ)
そして、その昔の紙の写真を貼った申請書類を投函した後に、スマホの画像を無背景にできるアプリに気づく私。
思いっきり昭和のおばちゃん感満載で、我ながら情けない、そして恥ずかしい(恥)
ですが、無背景にできるアプリがあることを今回学習いたしましたので、次回、証明写真が必要な際には、
- 今度こそ、昔の紙の写真を使わない
- リアルタイムでスマホで撮った写真を、アプリで無背景にして使う
ことをここに誓います!
それにしても、本当に情けない・・・・・