あっという間に、新しい年2025年がやってきましたね。
コロナ前は、1月1日は施設に入所している母を面会して一緒に過ごしていたのですが、コロナ禍以降は面会することもできなくなり、年末年始をひとりで気ままに過ごしています。
そんなわけで、特段2025年の抱負とか目標みたいなものはないのですが、お金に関してちょっと考えてみました。
新年早々お金の話というのもなんですが、ぶっちゃけお金は大事ですからね。
今年、新たに出て行くお金
まずは、今年新たに発生する大きな支出なんですが、二つほどあります。
マンションの設備修理、クリーニング費用
一つ目は、賃貸に出しているマンションの設備のメンテナンス・修理やクリーニング費用です。
これまで住んでいた方が昨年11月末に退去され、新しい方の入居が1月末に決まったので、現状回復というか、諸々の設備のメンテナンスやクリーニングの費用です。
で、その金額なんですが、昨年の12月に業者から出された見積もりはなんと、税込みで約70万円!
その時の記事(最近あった身の回りのお金に関する出来事、その後・・・・)はこちら
正直、その金額に驚かされましたが、コスト交渉の余地はなく、工事が終わる今月に支払うことになります。
この業者、以前にエコキュートの取替え工事の時も高額な見積もりを出していたので、覚悟はしていたのですが、案の定でした。
その時の記事(電気温水器の故障で学んだこと)はこちら
ちなみに、先日マンションの管理会社から「賃貸管理サービスに関するお客様アンケート」なるアンケートの依頼があったので、その中で「提携しているメンテナンス業者の高すぎる見積もりが高すぎる!」と訴えましたけどね(笑)
国民年金2年前納払い
もうひとつの大きな支出は、国民年金の2年前納払いです。
(本来、国民年金の支払いは60歳で終わるのですが、私は未払いの期間があったので任意加入しており、満額まであと2年ほどあります)
令和6年度の場合、口座振替の2年前納の金額は397,290円、月払いの2年分よりも16,590円安くなります。
ちなみにクレジットカード払いの2年前納の金額は、398,590円です。
口座振替の方が安いのですが、楽天カード払いにすると公共料金や税金などにも1%のポイントがついて口座振替より2,700円弱ほどお得なので、これまではそうしていました。
397,290(口座振替)- 398,590(クレジット払い)× 99% = 2,685
なんですが、なんと、楽天カードの規約の改正で、2021年6月から税金や保険料の支払に付与されるポイントは0.2%になっていたんです。
私ったらこのことを知らなかったので、前回の2年前納(2023年4月の支払い)に関しては、0.2%のポイントしかついていませんでした。
気づいたのは、既にカードの引き落としが終わった後。
0.2%だとカード払いにするより、口座振替の方が500円程度ですがお得です。
398,590(クレジット払い)× 99.8% - 397,290(口座振替)= 502
なので、今回から口座振替に変更しました。
差額は500円程度なんですが、それでもお得になる方がいいですから。
手続きに費やす時間や手間などが面倒であればしなかったかもしれないのですが、書類と送料払い済みの専用封筒も持っていたので、チャッチャッと記入して投函しちゃいました。
または、マイナポータルからも変更できるみたいです。
国民年金機構のこのページに詳細の情報があります。
一方、新たな収入は・・・・
一方の今年新たに増える収入としては、特別支給の老齢厚生年金の受給があります。
特別支給の老齢厚生年金とは、厚生年金保険の受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられたことで、受給開始年齢の5年の差異を段階的にならしていくために設けられた制度です。
私は昭和37年5月生まれなので、63歳になる今年から65歳までこの特別支給の老齢厚生年金が受給されるんです。
ぶっちゃけこれまで年金は払うもので、もらうのはまだまだ先と思っていたので、特別支給の老齢厚生年金とはいえ、もらう立場になったのかと思うとなんだか不思議な感じです。
いつのまにか、そんな年になってしまったということですなぁ・・・・
ま、金額の多寡はともかく、いただけることはありがたいですけどね。
そして、この特別支給の老齢厚生年金なんですが、厚生年金基金もあわせてもらえます。
ラッキー!
厚生年金基金、果たしていくら?の記事はこちら
合計で約110万円ほど、お金持ちの人からすれば大した金額ではないかもしれませんが、庶民の私にとっては大きな金額です。
なので「今年は110万円も去年より余計に収入があるのか!」とぬか喜びしましたが、よく考えると、支出の方も約110万円。
ということは、結果、プラスマイナス0ってこと。
なんだかちょっと拍子抜けしてしまいましたが、マイナスでないだけよしとしましょう(笑)
証券会社の断捨離
お金の収支に直接関わることではないのですが、複数ある証券会社も整理しようと思っています。
というのも、2018年からIPO投資を始めるべく複数の証券会社に口座を開設していたのですが、あれから数年、もうIPO投資はやめようと思い、全く当選成績のない証券会社を2社解約することにしました。
で、これらの証券会社に入金していたお金は、今年のNISAの原資に使う予定です。
いつ当たるかもわからないIPOのために口座に入れておくより、少しずつでも増えていくインデックス投信に投資する方が長期的に見れば合理的だと思って。
ただ、今3社ほど個別株を持っていて、それらの口座のある証券会社は当面は持ち続ける予定です。
本当は、SBI証券と楽天証券の2社くらいに断捨離すればスッキリするのですが、今のところ3社とも少しずつ上がっていることと、2社からは配当金も出ているので様子を見つつ長期的に保有するつもりです。
お金は上手に賢く
私のお金の使い方に関する基本的な考え方というか、つきあい方は、
- 無駄なものには(極力)お金を使わない
これは、先の国民年金の2年前納をカード払いから口座振替に変えたことなんかも含まれます。
お得になる金額は約500円とごくわずかな金額かもしれませんが、少しの手続きで変更できるし、安い金額ですむのならそれに越したことはありません。 - 資産運用はNISAやiDeCoで長期、分散、積み立て
毎月、インデックス投信を分散してコツコツ積み立てています。
例えば、上記の国民年金の2年前納の払わなくていい500円を日本年金機構に払うより、資産運用にまわす方が絶対に合理的です。 - 自分や自分の大切な人が喜ぶことにはしっかり使う
これも、国民年金の2年前納の500円を例にすると、「たった500円」と思う方もいるかもしれませんが、そのお金を自分や大切な人のために使う方がよっぽど価値があると思うんですよね。
さらに、その500円を運用して増やした後で使えば、もっと大きな喜びや幸せを感じることができるかもしれません。
つまり、これらはそれぞれも大切なことなんですが、
無駄使いしない → コツコツ資産運用 → 増えたお金は自分や大切な人の幸せのために使う
というように、全部つながっています。
お金がたくさんあったり、増えたりするのももちろんうれしいですが、そもそもお金は目的ではなく、自分が健康で楽しく幸せに生きるための手段ですからね。
「お金って、そうやってつきあってこそ価値が高まったり、意味のある使い方って言えるんじゃないかなぁ」って、最近つくづく思うんですよ。
皆さん、幸せになるために、上手に賢くお金とつきあっていきましょうぞ。