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運転免許更新、乗り切るための対策

今年は運転免許の更新の年、なので誕生日の一ヶ月前くらいに免許更新のお知らせのハガキが届きました。

若い時は、「免許の更新かぁ、めんどくさいなぁ」くらいにしか思わなかったのですが、62歳になった今、少しばかり気になることが・・・・

老眼問題

まず気になるのが、老眼対策。

老眼というと、近くが見えにくく遠くは見えるので、運転免許更新の視力検査にはあまり影響がないように感じるかとは思うのですが、強度の近視の私の場合はちょっと状況が違うのです。

遠近両用コンタクトで、遠くが見えない

私は遠近両用コンタクトレンズを使っているのですが、もともと強度の近視で遠くがよく見えてないので、遠近両用コンタクトを使っても遠くも近くもはっきり見えるわけではなく、どちらかを優先することになるんです。

(もともと目が良い人は遠くは見えているので、見えなくなった近くを優先すれば、遠近ともそれなりに見えるようになるのか、正確なところはわからないのですが・・・)

私は近くを優先していて、そのため遠くは見えにくい、つまり視力検査の視力は低いんです。

運転免許の視力検査の合格ラインは両目で0.7なのですが、おそらくそれより低い。

昔の近視用のメガネで乗り切る作戦

で、どうしたものか考えた結果、以前の記事にも書いたのですが、昔の近視用のメガネで乗り切ることにしました!

老眼になる前に作った近視用のメガネがあり、今はそのメガネでは近くはぼやけるのですが、遠くははっきりくっきり!

少し前に眼科で視力を測ってもらったら、両目で1.5も見えてました!

これなら十分!

というわけで、免許更新の視力検査は、近視用のメガネで乗り切る作戦に!

以前の記事はこちら

証明写真問題

次に、運転免許の写真なんですが、あれっていつくらい前までの写真でも大丈夫なんでしょうか?

若い時の写真、いつまで使ってもいいのか

免許更新のお知らせのハガキには、直近6ヶ月前までとあります。

もちろん、私だって、手持ちに適当な写真がなければちゃんと写真撮影します。

現に5年前は、直前に写真を撮ってそれを使いました。

で、その時の写真がまだ手元に残っていたので、「これ使えないかなぁ」と秘かに思っていました。

思ってはいたものの、さすがに今の免許の写真と同じものを持って行ったら、5年以上前の写真だってバレちゃいます・・・・

気になるマリオネットライン

改めて撮ってもいいけど、最近目だってきたマリオネットラインが気になるなぁ・・・・

マリオネットラインとは、口角からあごにかけてのたるみです。

出典:キューサイ公式通販

もちろん年齢によるものが大きいとは思いますが、それに加えてコロナ禍でマスクをするのが常となったことも影響しているのではないかと思います。

マスクで隠れるのをいいことに、手抜きメイクはもちろん、口元がすっかり緩んで重力のままに垂れ下がってしまったに違いありません。

ただ、マスクをしていれば目から下は隠れるので気にしていなかったのですが、マスクをはずすと残酷なくらいやつはその姿を現します(笑)

サイズぴったりの10年以上前の写真

「62歳なんだし、仕方ないよなぁ~」と思っていたところ、ふと、昔の証明写真を捨てずにとっていたことを思い出しました。

「確かこのあたりに・・・」と思って探してみたら、ありました、ありました。

サイズが大きいものや小さいものなど、いくつかあったのですが、なんとその中に指定サイズぴったりの縦3cm横2.4cmのものが1枚だけあったのです!

サイズ的にはぴったり。

ただ、なんというか、それはおそらく10年以上前に撮った写真。

写真屋さんで撮ったものなのか、光がいい具合に顔に当たって全く影がなく、肌もピーンと張って見えてなかなか良い感じです。

もちろん、マリオネットラインなんて1ミリも姿を現していません。

これ、使えないかぁ・・・・?

規定では6ヶ月以内だし、いくらなんでも10年以上前は却下されちゃうかなぁ・・・・?

でもいつ撮ったのなんて、こちらが言わなければわからないし・・・・・

いや、見ただけでかなり若い時の写真てわかるのでは?

だけど、免許更新の時にはマスクでマリオネットラインは隠れてるし、なんとかやり過ごせるのでは?

と、色々気持ちが交錯します。

で、出した結論は・・・・

この写真でチャレンジ!

だって、サイズがぴったりだし、1枚だけ残しておいても他に使いようがないし、とあくまで自分に都合の良い言い訳(苦笑)

もし、何か言われたら、そのときは潔くあきらめて改めて写真を取り直すことにします。

迎えた免許更新当日

こうして、視力検査は「近視用のメガネで乗り切る作戦」、証明写真は「10年以上前の写真で一か八か体当たり作戦」と戦略を立て、免許更新の当日を迎えました。

いつものように、自転車を走らせ地元の警察署に向かいます。

まず、証明写真

警察署に着き、受付に行くと、早速、「必要書類と写真を提出してください」といわれます。

「大丈夫かなぁ・・・?」と思いつつ、平常心を装って、書類と写真を手渡すと、写真と私の顔をチェック、なぁんてことは全くせず、機械作業のように受け取って終わりでした。

コロナのせいでマスクをするのが当たり前になったおかげで、乗り切れたといっても過言ではありません。

というより、まさしくマスクのおかげ。

ちょっと拍子抜けするほどでしたが、とりあえず、こうして今後5年間の運転免許証はマリオネットラインもなく、光のおかげで張りのある(ように見える)10年以上前の顔の写真が使われることになりました(苦笑)

次に視力検査

次なる関門(?)は、視力検査です。

ですが、事前に両目で1.5見えていることは確認済みなので、証明写真の時ほどドキドキはしていません。

落ち着いて、視力検査の機械におでこを当て、担当者から指定されるわっかの開いてる方向を次々と答えていきます。

思ったとおり、よく見える!

指定されたわっかを全て答えることができ、こちらもあっという間に終了。

無事、免許更新終了し・・・

こうして、老眼問題、証明写真問題の両方ともパスすることができました。

視力に関してはメガネで本当に1.5見えている、つまり嘘をついているわけではないのでなんとも思わないのですが、ただ、証明写真に関しては・・・・・

紛れもない私の写真なので嘘ではないのですが、規定では6ヶ月以内とあるのに10年以上前の写真を使ってしまった私。

私達くらいのお年頃の特に女性の方は、少しでも若い時の写真を使いたいという方は多いとは思うのですが、10年以上前はやっぱ反則ですよね。

警視庁さん、ごめんなさい・・・・

でも、何もチェックされずに受け取ってくれたんだし、本人と認識できてるんだから、それはそれでOKなのでは?

いや、やっぱり10年以上前はいくらなんでも・・・・・

と、あれこれ言っても、既に受け取られてしまったわけなので、今となってはどうしようもありません。

次の5年間の運転免許証の写真は、マリオネットラインのない10年以上前の顔でいかせていただきます。

ですが、今回の反省をこめて、さらに次の5年後の更新の時はさすがに10年以上前の写真はもう提出しません。

せめて、2~3年前くらいの写真かな(笑)