先日12月7日、十数年ぶりに(姪っ子の)結婚式に出席してまいりました。
姪っ子の結婚式に出席するのは楽しみではあるものの、普段の暮らしぶりがすっかりカジュアル化している私としては、とにかく色々準備しなくてはなりません。
まずは、何を着るか?なのですが、紆余曲折の末、ESTNATIONというブランドのこのワンピースをネットで購入いたしました。
姪っ子の結婚式、準備① ~何を着るか編~ の記事はこちら
着るものは決まった、さぁ次は?
ネットで注文したワンピース、実際に着てみた感じもイメージどおりでなかなか良さそうな感じです。
というわけで、まずは第一ラウンド突破です(笑)
さて、その次はバッグや靴を準備せねば。
バッグは?
まぁ実際には、ワンピース→バッグ→靴とひとつひとつ考えているわけではなく、あくまでも全体のコーディネートが大切なので、同時に考えてはいるのですがね。
アンテプリマのワイヤーバッグ
で、バッグなのですが、アンテプリマというブランドのワイヤーバッグを持っているので、それを使おうと思っていました。
これは、今から13~14年くらい前に香港にいた時に、ローカルの同僚の結婚式の際に買ったもので、その頃それなりに流行っていたように思います。
普段の私ならそういうトレンドのブランドはあまり買わないのですが、結婚式まであまり時間が無い中、住み始めたばかりで慣れていない香港で探さなければならなかったため、「ショッピングモールに入っていたアンテプリマのショップで手っ取り早く購入した」という次第です。
そんな感じでチャチャッと買ったバッグなのですが、まぁまぁ気に入っていて、その後の友人の結婚式にも使いました。
そして今回が3回目。
あの頃はそれなりに流行っていたアンテプリマのワイヤーバッグ、「果たして2024年の今は流行遅れ?ダサい?」さらに「62歳の私が持ってもよいものなのか?」など、ちょっぴり頭の隅をよぎりましたが、色もシルバーグレイで落ち着いてるし、気に入ってるんだから良しとします(笑)
ただ、このバッグ、その用途からして仕方ないといえば仕方ないのですが、スマホと小さめのお財布、ハンカチくらいしか入らないんです。
ですが、年食ってるとはいえ一応女性なので、それなりに色々持ち物があるわけですよ。
例えば、
- 化粧ポーチ
- 替えのハンカチとストッキング
- コンタクトレンズと保存液(目が乾くので会場に着くまではメガネだったので)
- 父と母の写真と写真立て(二人も式に出席してもらうため)
- その他ポケットティッシュや目薬など細々したもの
など、細々としたものがまぁまぁあるわけです。
サブバッグ?
「これらを入れるバッグ、どうしよう?」と思っていたら、冠婚葬祭用のサブバッグなるものがあるんですね。
私、知りませんでした。
ネットで探してみると、2,000~3,000円台などリーズナブルなものがたくさんありました。
ほとんどが黒のバッグで、お祝いだけでなく喪の時にも使えるものばかりです。
高価なものなら購入も考えたかもしれませんが、2,000~3,000円で買えるなら、この先も使うことがあると思うので、この機会に購入することにしました。
どれも似たような感じでしたが、
- 縦A4サイズくらいの大きさ、マチがある程度あって、上記のものが全部入る容量のもの
- 内ポケットがあるもの
- マグネット留めで中が見えない仕様になっているもの
- あんまり安っぽく見えないもの
が、私の条件。
で、その条件を全部クリアしたのが、このバッグ、2,398円です。
出典:アウローラ(楽天市場)
出典:アウローラ(楽天市場)
マチが5cmくらいあって、底にプラスチックの中敷があるので型崩れもしにくそうです。
マグネット留めもグッド、ポケットはファスナー付と普通のポケットと2つあって使い勝手も良さそう。
2,398円とお手頃価格の割には見た目は安っぽい感じはしないし、内側のこの仕様はお値段以上のような気がします。
予定していたものを全部入れても、型崩れすることもなく、良かったです。
ということで、バッグ問題は思いのほか順調に終了いたしました。
問題は靴!
なんですが、問題は靴なんです!
というのも、私の足は幅広で外反母趾。
なので、いわゆるヒールの高いシュッとしたパンプスは痛くてはけないんですね。
それでも会社員時代は、パンプスらしきものを履く機会もあったので、できるだけ痛くないものを探して無理して穿いていましたが、1日穿き続けるとも痛くて、痛くて・・・・
仕事を辞めた今は、もっぱらスニーカー、夏はスポーツサンダル、冬はショートブーツという具合なので、パンプスとは全く縁のない生活。
唯一持っていたパンプス
そんなわけで、「さて、靴はどうすっか?」結構な難題です。
唯一持っていた会社員時代のパンプスが、これ。
MANAというブランドのパンプスで、穿きこみ口がわりと広く、足幅も広く、外反母趾の私でも痛みはなくはないのですが、朝から夕方くらいならなんとか履けてました。
なので、「行きと帰りは車、結婚式の最中も座っていることがほとんどなので、この靴にしようか」と思っていたのですが、ヒールの一部に黒ではなくヌメ革(ベージュ色)が使われていたり、ヒールが太いデザインが、結婚式にはちょっとカジュアルすぎる気がします・・・・
また、(前回の~何を着るか編~の記事にも書きましたが、)この時点での候補はJENNEとESTNATIONのワンピース。
どちらのワンピースにしても、ヒールの細いもうちょっとエレガントなパンプスの方が良さそう。
案の定、ネットで調べてみたら、結婚式に穿くパンプスはヒールの太いものは望ましくないらしいのです。
ですが、幅広で外反母趾の足の私がネットでパンプス、それもヒールの細いパンプスを買うのは、あまりに無謀というもの。
足幅の広い人用のパンプス探し
とりあえず、最悪このパンプスをキープしておいて、ネットで外反母趾、足幅の広い人用のパンプスを探してみることにします。
ですが、幅広さん向けのパンプスって、とにかくダサいというか、全くオシャレじゃないってこと、もちろん百も承知でした。
大体パンプスって、足幅の細いかっこいい足の人が穿くものじゃないですか。
それを、足幅の広い、おまけに外反母趾の足の私が、シュッとした細めのヒールのかっこいいパンプスを望むのがそもそも無理というもの。
そうはわかってはいるものの、細めのシュッとしたパンプスでなくても、私の足でもそれなりに見えるものはないかと、毎日ネットを検索する日々。
そんな中、「これならもしかしたらいけるかも?」と見つけたのがこのパンプス。
価格は12,800円。
幅広さん専門の靴メーカーさんで、「幅広さん用にゆったり設計なのにすっきり見える」とのこと。
確かに靴だけのこの画像は、すっきりほっそり見えます。
「だけど、幅広さんがはくとこうはならないのでは?」と思い、実際に人が穿いている画像を見ると、それでもまぁまぁすっきりしています。
ですが、私が穿いてこうなるとは限りません。
このメーカーの寸法だと、足長が23cmだと、足囲は24cm、23.5cmだと24.3cm。
私は、普段は幅があるために23.5cmを買うのですが、実際には足長は23.5cmもないんです。
測ってみると、22.5~23cmくらいでした。
足囲の寸法も、このサイズ表でいくと22.5cmでもいいくらいです。
ですが、22.5cmはいかんせん小さそう。
一方いつもの23.5cmだと、大きいかも。
だって、このメーカー、足幅広さん専門の靴メーカーですからね。
だったら、23cmが良いのかも・・・・・
などとあれこれ考える私。
一応、第一候補として、リストアップすることにします。
幅広さん用のパンプス、買うことに
その後も足幅広さん用のパンプスを探す日々が続きますが、これといったものが見つからず・・・・
シュッとしたかっこいいパンプスは見るからに細そうで、私の幅広の足には絶対に無理そうです。
元々持っていたMANAのパンプスと、幅広さん用のパンプスを比べると、結婚式にあいそうなのは後者。
(本音は、もう少しおしゃれっぽいパンプスがいのですが、幅広・外反母趾の足の私は贅沢はいえません)
パンプスをネットで買うのは一種の賭けではあるのですが、幅広さん専用の靴メーカーのパンプスなので、口コミも★4.53(36件)と総じて良いようです。
「万が一痛くても行きと帰りは車、式の間はほとんど座ってるし、なんとかなるでしょ」とも思ったりもします。
それに、このパンプスなら、(そんなにオシャレな感じはありませんが)喪の時も大丈夫そうなので、今買っておけばいざという時に慌てなくてすみそうです。
あとは価格ですかね。
定価は12,800円だったのですが、楽天市場のブラックフライデーのSaleで10%オフの11,520円になっていて、更に先着30名に15%オフのクーポンが使えて、9,792円。
楽天ポイントも10%以上もらえるので、実質8,800円くらいになり、4,000円程度安く買えることになります。
冠婚葬祭の時にしかはかないパンプスなので、あまり高価なものだと迷いますが、「このくらいの価格ならまぁまぁよいのでは?」という結果に落ち着き、購入することにいたしました。
幅広さん用のパンプス、実際に穿いてみる
というわけで幅広さん用のパンプスが、数日後に届きました。
箱を開けてみると、見た目は確かにネットで見たとおり、ほっそりしています。
「このほっそりしたパンプスを私が穿くと、見るも無残に幅が広がってしまうのでは?」と思いながら、恐る恐る足を入れてみると・・・・
確かに若干パンプスの横幅は広がりますが、思っていたほどではなく、持っていたMANAのパンプスよりもほっそり見えます。
「おぉ~、さすが!幅広さん専用の靴メーカーだけあって、私の足でもそれなりにすっきり見えるじゃないの?」と、ちょっぴりウレシかったりします。
そして、部屋の中を少し歩いてみたところ、外反母趾の部分に重力がかかりそれなりの圧迫感はありましたが、部屋の中で数歩程度穿くぶんには思ったほど痛くありません。
朝から夕方まで穿きっぱなしだったり、もっと長い距離を歩くとどうなるかはわかりませんが、とりあえず、私の幅広の足がそれなりにほっそり見えて、思ったより痛みもないとなれば、まぁまぁ正解だったかもしれません。
というわけで、靴は幅広さん専用パンプスに決定。
最低限の準備は完了したものの・・・・
と、こんな調子で、バッグは持っていたアンテプリマのワイヤーバッグに、冠婚葬祭で使えるサブバッグ(2,398円)、靴は幅広さん専用のパンプス(9,792円)の準備が完了いたしました。
前の記事のESTNATIONのワンピースとあわせて、これで身につけるものの最低限の準備ができたことになりました。
とはいっても文字通り、最低限、裸、裸足で行かなくてすむというレベル(笑)
残すは、アクセサリーとヘアとメイクです。
アクセサリーも色々迷いましたが、ヘアとメイクの準備に最も手間がかかったといえるかもしれません。
というのも、着るもの同様、普段はメイクや髪の手入れもこれ以上ないくらいのシンプルな私。
洋服や靴やバッグ、アクセサリーはとりあえずゲットすればすみますが、ヘアとメイクは必要な道具を買うだけではすまず、その道具を使って自分で細工(?)をしなくてはなりませぬ。
髪は乾かすだけ、メイクは日焼け止めにBBクリーム、そして眉を描いてあとはマスクで隠すというスタイルで、コロナ以降の数年間すごしてきた私にとって、まぁまぁの難題です。
数年前、いやもっと前(たぶん10年以上前)で止まった私のメイク方法、果たして今も大丈夫なのか?
いや、大丈夫であるわけがない!
そう、メイク道具などを買うだけでなく、(私の年代向けの)今風のメイクを練習しなくてはならないのです!
なので、準備の煩雑さでいえば、ヘアとメイクが一番大変だったかもしれません。
というわけで、最後の準備のヘアとメイク(+アクセサリーもちょっぴり)編に続きます・・・・・