先日、9月6日は姪っ子の誕生日でした。
小さかった彼女も、28歳になりました。
時が過ぎるのはなんと早いことか、私が年とるわけですわ(笑)
忘れらないエピソード
当たり前ですが、28年前の9月6日に生まれた彼女。
両親にとっては初孫、私にとっても初めての姪っ子、大人ばかりだった家族に赤ちゃんが加わるということで、両親も私もなんだかワクワク、浮き足立っていたように思います。
私は東京に住んでいたので、年に1回年末に帰省する時くらいしか彼女に会えなかったのですが、伯母バカというかなんというか、とにかく無条件に可愛かったですね~
そんな彼女がまだ赤ちゃんだった頃のエピソードとして、今でもよく覚えていることがあります。
腕の中ですやすや
当時、私は東京で毎日それなりに忙しく働いており、赤ちゃんはもちろん、小さな子どもと関わる生活とは全く無縁の生活を送っていました。
担当していた業務の煩雑さもさることながら、人間関係に関しても、苦手な先輩と業務を進めることも多く、時にはその先輩と戦闘モードで対立することもありました。
「仕事だから」と必死で自分を奮い立たせてはいましたが、やはりそれなりにストレスはたまるし、けっこうしんどかったように思います。
そんな私が実家に帰省して、初めて彼女を抱っこした時のこと。
小さくてフワフワした赤ちゃんの彼女を、おっかなびっくりしつつもしばらく抱っこしていると・・・・
なんと彼女、私の腕の中ですやすやと眠ってしまったんです。
私、これにほんとにビックリしたんです!
「ビックリって何に?」と思うかもしれませんよね。
それは、「仕事であんなにキリキリしてる私に100%身を預けて眠ってしまうって、一体どういうこと?」って思ったんですよ。
つまり、仕事では常に鎧を着けていなければいけないと思っていた私は、「誰かを無条件に信じる、身を預ける」という行為を、自分がすることはもちろん、されることにも慣れていなかったんです。
ところが、私には無理だと思っていたその高いハードルを、彼女はいとも簡単に自然にふわぁっと飛び越えて見せたんです。
普通に考えると、赤ちゃんなんだから、相手を信用するも何も、眠かったからただ眠っただけなんですけど、当時の私には結構な驚きだったんです。
(今思うと、私、かなりイッちゃってたかもしれませんね・・・・汗)
仕事が生活の大半を占める東京の生活の中で、常に自分で自分をガードしていなければといけないと思っていた私は、そんな彼女からそれまで感じたことのない不思議な衝撃を受けました。
幸いにもこんな私でも友人には昔も今も恵まれていますが、彼女は友人達とはまた違う、今までに出会ったことのなかった新たな種類の大切な存在となりました。
ミラクルな彼女の笑顔に
その後も、忙しくめまぐるしくすぎていく東京の生活が変わることはなかったけれど、彼女がいてくれたおかげで、何かから救われたような気がしています。
例えば、写真の中で私に笑顔を向ける彼女を見ると、私の中のギスギスしてたり、ささくれだっていたり、カチカチに凝り固まっていた何かが、いつのまにかゆっくりと溶けて、気づけば涙がつーっと流れてることがよくありました。
私にとって彼女の笑顔は、そんなとてつもなく不思議な力がありましたねぇ~
小さい頃から、ほわぁ~っとしたやや天然ぽいところのある子で、でもそれが彼女の良いところで、そんな彼女のおかげで救われたこと、本当にたくさんあります。
改めて、「ありがとう!」
姪の天然ぶりを書いた記事はこちら
結婚式を♪
そんな彼女も28歳、大人の女性になりました。
そして、その28歳の誕生日に彼女から届いた結婚式の招待状。
お相手の方とは既に入籍して一緒に住んでいるのですが、12月に結婚式をすることにしたようです。
姪のフォトウエディングの記事はこちら
親族と親しい友人だけのささやかなお式と披露宴らしいのですが、それも彼女らしくなんだか微笑ましいです。
62歳の私は、かなり久しぶりの結婚式にちょっぴりドキドキワクワクしております(笑)
十数年前に友人の結婚式に出席して以来です。
その時は新婦の友人という立場でしたし、共通の友人もたくさん出席していたので、みんなでワイワイガヤガヤ楽しかった記憶があります。
ですが、今回は、新婦の伯母という親族としての出席です。
一応、新婦の親族の私は、そもそもどんなものを着たらいいのか?
まず、新婦の母より目立ってはいけないらしい。
って、当たり前だし、そもそも目立とうなんて思ってないから(笑)
私が心配しているのは、親族としてそれなりにきちんとした見栄えのものでないということなわけで。
ですが、こういういわゆるお祝いの時に着るいかにもドレスっぽいエレガントな格好というのが苦手だし、そもそも「これでもか!」というほど全く似合わない私。
きちんとはしてるけど、「ザ・エレガント」みたいな格好じゃなくて、私らしいやつ、探さないと!
そして、靴は?バッグは?アクセサリーは?
タイヘン、タイヘン!(汗)
と言いつつも、なんだか楽しかったりします。
フフフ・・・・・
今時の結婚式の招待状って?
ちなみに、結婚式の招待状なんですけど、なんと、LINEで届いたんですよ!
ビックリ!
今って、みんなこんな感じなんでしょうか?
(後でネットで見たら、WEB招待状ってたくさんあって既に当たり前になってる風でした)
こんな感じで、WEB上で住所や氏名を入力、出席のボタンをポチッと押して返事をするんですよ!
分厚い紙の招待状が郵便で届いて、「御」に線を引いて「出席」に○をするんじゃないんです!(笑)
あぁ、懐かしや、昭和&平成の結婚式!
こんなことでも、赤ちゃんだった彼女が28歳になった年月を感じた、62歳の伯母さんです。