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高市早苗・自民党総裁、第104代内閣総理大臣に選出!

遂にこの日が来ましたね~

2025年10月21日、第104代内閣総理大臣に、高市早苗さんが任命されました!

高市総理誕生まで、日々状況が二転三転

当初、自民党の総裁選は、ほとんどの評論家やコメンテーターの予想は小泉進次郎さんでした。

前回の記事「高市総理大臣、誕生なるか?」はこちら

その予想を覆して、高市さんが議員票、党員票ともに完全勝利!

これで、日本初の女性総理大臣誕生かと思いきや、ここから事態は二転三転。

公明党が連立離脱

まず、10月11日、連立与党の公明党が連立から離脱。

高市さんは公明党との連立は基本と考えていたので、しょっぱなから目論見が崩れます。

国民民主党に声をかけるも・・・・

そこで、自民党高市さんが声をかけたのが国民民主党。

理由は、政策の多くが近いこと。

ですが、国民民主党の玉木さんは曖昧、慎重な態度で、望ましい返事は得られなかったようです。

立憲民主党、玉木さんを統一候補に

一方で、野党第一党の立憲民主党も動きます。

10月15日、立憲民主党・野田佳彦代表が3党の野党連携の統一候補を玉木さんとして、国民民主党、維新に協議を持ち掛けました。

公明党が連立離脱したことで、自民党の議席は196議席となった為、立憲民主党148、国民民主党27、日本維新の会35が連合すれば、総議席数は210となり、自民党を超え与党となり政権を奪うことができるからです。

しかし、当の玉木さんは「立憲民主党とは政策的な隔たりがある」「仮に首相になっても政権運営が厳しい」と発言し、あくまで慎重に協議を続ける姿勢を示しました。

ただ、その一方で、ご自身は何度も「総理大臣になる覚悟はある」ともおっしゃってましたよね~

玉木さん、このあたりが、建前と本音の間を行ったり来たりしてる感がちょっと透けて見えるような気がします。

高市さん、維新にアプローチ、その結果・・・・

公明党が離脱、国民民主党からも色よい返事を得られなかった高市さんは、日本維新の会に党首会談を持ちかけます。

維新にとっては、当初小泉さんが総裁になると思って小泉陣営と水面下で動いていたようでしたが、その計画はくずれてしまっていました。

しかし、高市さんからの呼びかけで与党に連立するチャンスが再び浮上。

また、自民党にとっては公明党が離脱、国民民主党からも色よい返事が得られず、それ以外で与党となるパートナーが必要な状態でした。

その相手として、維新の政策は、高市さんの政策に近いものも多く、高市さんにとってはどうしてもパートナーとして組みたい相手。

両党とも当初の目論見どおりにはなりませんでしたが、逆にそれにより別の歯車がまわり始め、双方のジグソーパズルのピースが上手くはまることになります。

10月15日に、自民党高市さんと維新の吉村さん、藤田さんが会談し、16日から政策協議を本格化させることで合意しました。

こうして、自民党は国民民主党ではなく、維新と組む方向へ完全に舵を切ったことになります。

10月21日、首班指名選挙

そこから両党の政策協議は急ピッチで進み、首班指名の前日の10月20日、両党のトップが国会内で合意文書に署名し、正式に「自民・維新連立政権」を構築する枠組みが確認されました。

ここまでの一連の経緯に関して、ネットでは、判断、行動が素早かった維新の吉村さんに対しては好意的な、優柔不断で態度が煮え切らなかった国民民主党の玉木さんにはネガティブなコメントが散見されます。

また、維新の共同代表の藤田さんは「高市さんは維新のマニフェスト、主要な提言書、全て読まれて来てます。全て頭に入ってましたね」と、高市さんの姿勢を非常に尊敬できるとおっしゃっていました。

そして、いよいよ運命の10月21日。

衆議院投票

午後1時過ぎに衆議院の投票が始まり、1時半に終わり、開票作業が始まります。

1時45分ごろ結果が出ました。

出典:読売新聞オンライン

衆議院は、高市さんが237票で過半数(233票)を上回り、1回目の投票で決着します。

参議院投票

そして1時33分頃、参議院でも投票が始まりました。

参議院では、1回目の投票では高市さんは過半数の124票に1票足らず123票でした。

出典:読売新聞オンライン

次の決戦投票の結果は、高市さんと野田さんの決選投票となり、高市さんが125票、野田さんが46票。

出典:読売新聞オンライン

高市さんが、第104代内閣総理大臣に選出されました。

憲政史上初の女性総理大臣です。

高市内閣のメンバー

そして、高市さんが首相に選ばれると、次の話題は内閣の人事です。

私は、そもそも政治にはあまり興味はなかったので、ぶっちゃけ、個々の議員さんについては知らない人の方が多い、というより知らない人ばかりです。

そんな私が今回の高市内閣のメンバーで名前と顔が一致するのは、総裁選に出ていた林さん、茂木さん、小林さん、小泉さん、それと片山さつきさんくらい。

その中で女性で閣僚入りしたのはお二人、片山さつきさんと小野田紀美さんです。

財務大臣、片山さつきさん

今回片山さつきさんが財務大臣になられたことで、ニュース等で取り上げられ、お若い頃の画像を目にしたのですが、すごく可愛らしかったんですね~

(今もおキレイですよ)

ちなみに、今のヘアスタイルもお若い頃のまま・・・・・

その片山さつきさんは今回財務大臣に任命されていて、財務省の初登庁で、幹部職員を集めて挨拶をされています。

その内容は、こちらの記事によると、

いいですね~

「最初からガツンと言うべきことは言う!」という感じが伝わってきます。

経済安全保障大臣、小野田紀美さん

そして、今回新たに知ったのが、小野田紀美さんです。

小野田紀美さんを初めて見たのは、自民党総裁選の高市さんの決起集会のユーチューブでした。

小野田さんはチームサナエのキャプテンで、決起集会の最後の方で高市さんの勝利を目指して「勝つぞコール」の音頭を取るのですが、その様があまりに男らしく(小野田さん、ごめんなさい)「この人は誰?」と強く印象に残りました。

その様子は、こちらのユーチューブ「総裁選 高市候補 決起大会(日テレニュース)」の8:55くらいから(注!音声が発生します)

今回、小野田さんは経済安全保障大臣に任命されたのですが、この経済安全保障大臣はかつて高市さんも担当されていた重要なポジションで、その意味で高市さんの意思を引き継ぐ人選といえるようです。

さらに、小野田さんは高市政権の主要課題のひとつである外国人政策の担当として、外国人との秩序ある共生社会推進担当を兼務するそうです。

10月22日の就任記者会見では「ルールを守らない方々への厳格な対応や、外国人をめぐる情勢に十分に対応できていない制度の見直しを進める」とおっしゃっています。

これまた、やるべきことが明快、はっきり、すっきり、わかりやすくていいですね~

高市内閣、自民党役員人事の情報は、こちら読売新聞オンライン

高市内閣、ひな壇での写真撮影

そしてこちらが高市内閣の写真撮影の様子です。

出典:産経新聞

今回は、男性陣は皆さんモーニングをきちんと着用していらっしゃるようですね。

個人的には片山さつきさんがどんなドレスを着るのか興味があったんですが、そこそこ派手な色ではあるものの、そんなにビックリするようなデザインのものではなかったですね。

ちょっと残念(苦笑)

そして高市さんは濃紺のドレスとジャケット。

こうして、全身を引いて見ると、高市さんてスタイル良くないですか?

高市政権の船出

首班指名に至るまでの高市さんを見てて思ったのですが、総裁選の頃から比べて明らかに痩せて、疲れが顔に出てましたよね。

そりゃそうでしょう、あんなに日々刻々と状況が変わり、その中で勝つために何度も策を練り直し行動し、疲れないわけありません。

睡眠時間もすごく少なかったんじゃないでしょうか。

まさかの公明党の連立離脱、そこで声をかけた国民民主党の玉木さんは曖昧な態度、党内からも造反の動き、立憲民主党は野党連合で政権奪回を画策、それでもあきらめず次に声をかけた維新と会談が進み、連立を組むことに、と、2週間あまりの間に状況はジェットコースターのように二転三転。

その渦中、真っ只中にいるのが高市さん、そして彼女にとっては負けるわけにはいかない戦いです。

そして高市さん、その戦いに見事勝利しましたね。

ですが、この勝利がゴールではなくここからがスタートです。

魑魅魍魎の政治の世界、高市内閣の行く手を阻む壁は高く厚く、そして幾度もあるでしょう。

思うように進まないことの方が多いかもしれません。

テレビやネットの評論家のコメントも、「厳しい船出」みたいな内容が多いような印象です。

ですが、それを誰よりもわかっているのは高市さんご本人で、高市さんはそんなことは覚悟の上で、それよりも「日本を前に進めたい」という気持ちの方が圧倒的に誰よりも大きいからこそ、ここまで来れたのだと思います。

高市内閣発足を受けて読売新聞社が行った世論調査では、高市内閣の支持率は71%で歴代5位の高さだそうですよ。

多くの国民が高市さんを支持しています。

私も、少しずつでもいいから、止まってしまった日本が動き出す、前に進みだすことを一国民として期待しています。