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春夏物の洋服の断捨離

先日、春夏物の衣替えをしようと色々ひっくり返してみたところ、去年の夏には全く着ていない洋服がいくつか出てきました。

東京での会社員時代の洋服で、今の生活に必要ないものは結構処分してきたつもりでしたが、これがまだあったんですねぇ・・・。

去年の夏、全く着なかった洋服たち

ブラウス2枚に、ワイドパンツ2本。

麻のブラウス

ボリュームのある袖が流行っていた時に買った麻のブラウス。

ひじまでまくるとそれなりにかわいいのですが、襟ぐりのあきが大きく、首まわりの日焼け防止には日傘が必要。

自転車移動がメインで日傘をさすことも減り、あまり着なくなりました。

綿のブラウス

この綿のブラウスは、しわがとれにくい。

私はアイロンがけはそれほどキライではなく、この綿のブラウスも洗濯後のアイロンが必要なのは納得済みで購入しました。

ですが、このブラウス、アイロンをかけてもしわがとりきれず、しゃきっとした印象にならないのがイマイチ。

会社勤めを辞めてからは、アイロンが必要な洋服はめっきり着なくなったので、当然このブラウスも活躍の場を失ってしまいました。

紺のワイドパンツ

このワイドパンツの断捨離の理由は、自転車に乗れないことです。

ボリュームがありすぎて、自転車のチェーンに巻きつきそうでコワイ。

それでも気に入ってたし、自転車に乗らない時に着ようと思って手放さずにいましたが、自転車に乗らずに移動するのは雨の日のバスくらい。

結局、ほとんど着なくなりました。

白のワイドパンツ

このワイドパンツは、厳密に言うと、実家に戻ってから無印で購入したもので、去年もはいていました。

店舗で試着した時は気に入ったのですが、はいてるとすぐにひざが出て、ちょっと安っぽい感じになるので、思い切ってさよならすることにしました。

彼らの行き先は・・・

で、これらの洋服たち、姪っ子のところで活躍してもらうこととなりました。

この姪っ子、ありがたいことに、これまでも2~3回、私のお古の洋服を引き取って着てくれてます。

あげる方の私としてはそれほどおばさんくさい洋服ではないとは思いつつも、50代の私の洋服を、20代の女子が着るのもどうなのか、と毎回思うのですが、今回も画像を送ってみたら、「着たいので、送ってほしい!」とのこと。

あぁ、ありがたき、我が姪っ子かな。

まぁ、「お金を出してわざわざ買うデザインではないかもしれないけど、ただでもらえるなら欲しい」という程度なのかもしれません(苦笑)。

若い頃は、洋服はたくさん欲しいものですしね。

そういえば私も若くてお金がない頃、叔母から洋服をもらったことがありました。

ということで、この洋服たち、この夏からは我が姪っ子のもとに、活躍の場を移すこととなりました。

ずっと着られないまま、50代のおばさんの家のハンガーにぶら下がっているよりも、喜んで着てくれる20代のピチピチの女子のところに行く方が、さぞや洋服もうれしいことでしょう。

学んだこと

今回の断捨離で気づいたことは、

  • 生活スタイルが変われば着る洋服も変わること
  • それでも愛着があって手元に置いておきたい洋服でも、着なければ意味がないこと

もともと私は、洋服に限らずモノを買うときは、本当にそれが必要か、欲しいのか、よく考えてから買うタイプです。

そして、買ったからにはできるだけそのモノの寿命を全うするまで使おうと思っているのですが、今回のように生活スタイルが変わることで使わなくなったら、せっかく気に入って買ったモノも、文字通りただの物体になってしまいますよね。

それでも愛着があって手元に置いておきたいと思ってしまうのですが、本来使われるために生まれて(生産されて)きたモノなので、現役バリバリにもかかわらず、使われないで放っておかれることはモノにとってもさぞかし不本意なことでしょう。

なので、まだ現役でいけるモノも、愛着があっても自分が使わなくなったら、潔く別の活躍の場を提供する方が、モノにとってもHappyなのでは?と改めて感じました。

この類のことって、よく断捨離のテクニックとして言われていることで、自分でも頭ではわかっているつもりだったのですが、いざ自分が実行するとなると、なかなか100%というわけにはいかないものなんですなぁ・・・。

→ これも今回の学びのひとつです。

ま、でも、もう一度活躍できる場を彼ら(洋服たち)に提供できて、よかったです!

「新しい持ち主のもとで、もう一度思いっきり活躍しておくれ!」と涙をのんで(嘘です)送り出しました(笑)。