現在私は広島の実家の戸建に住んでいるのですが、東京にマンションを所有していて賃貸に出しています。
このマンションの家賃収入のおかげで、実家のある広島では働かなくともそれなりに暮らせています。
ありがたや、ありがたや・・・・(笑)
契約更新のお知らせ
で、今の借主の方が今年の5月に契約更新を迎えるため、管理会社から更新手続きの書類が届きました。
手続きと言っても、要は「賃料を(現状のままにするかどうか)」決めてください」というものです。
実は私、家賃に関して数年前から気になっていたことがあるんです。
それは、東京都心の中古マンション価格がここ数年値上がりしていて、私のマンションもまぁまぁ値上がりしているということ。
なので、今の借主さんが退去したら売りたいなぁと思っているのですが、相手あってのことなので私の希望通りにはいきません。
そうなると、「マンション価格の高騰に伴い、今の家賃が妥当なのかどうか?」ってことも気になるわけです。
で、届いた今回の契約更新のお知らせ。
家賃の値上げ交渉をするには良いタイミングです。
家賃値上げの根拠は・・・
ですが、値上げさせてもらうには、当然借主さんの同意が必要ですし、それにはきちんとした説明が必要です。
ちなみに、借主さんに話すのは管理会社で、直接私が話すわけではありません。
なので、まずは、管理会社からの書類に賃料増額希望の旨を記載して返送し、メールで詳細を説明することにしました。
中古マンション市場の動向や同等物件の賃料に関して、素人の私がネットで調べた情報なんて、専門家の管理会社の担当者にしてみれば、知ってて当たり前の情報だとは思いましたが、オーナーとして値上げを希望するからには、それなりの理由を説明しなければならないですからね。
物件価格の高騰
まず、マンションの価格自体が高騰していること。
今の借主さんは入居してから次の更新で10年になるのですが、私のマンションがある区の中古マンションの平均価格は10年前と比較して38.7%増、直近3年間では19.5%と上昇傾向。
また、私のマンションの2022年の㎡単価で計算すると、なんと2006年時の購入価格の61%増!
まぁ、あくまで目安なんですが、予想外の高騰であらためてビックリ。
マンション内の同じ面積の部屋の家賃
次に、同じマンション内の家賃の情報から、私の部屋と同じ面積の家賃の平均を調べたところ、現家賃よりも高額でした。
さらに、私の部屋よりも階下の部屋の平均も、現家賃よりも高額であることもわかりました。
部屋の向きなどもありますが、下の階のお部屋が私の部屋よりも高い家賃というのは、ちょっとショックでした。
でもこれで、おそらく今の家賃が同等物件と比較して割安であることを客観的に説明できます。
家賃の値上げやいかに?
で、これらの情報をまとめ、管理会社の担当者にメールしてみました。
そしたらすぐに返信が来て、私が調べたマンションの価格や同面積の他の部屋の賃料など、更に詳細を調べて1週間以内に連絡をくれるとのこと。
私としては、たぶん現家賃は割安だろうとは思うのですが、問題は、現実的にどの程度増額するのが適切なのかということで、このあたりは管理会社と要相談です。
まずは私の希望の家賃で交渉してもらえるか、はたまたそこまでの増額は無理か、まずはそこが第一関門ですね。
仮に、私の希望で交渉してもらうとしても、借主さんが同意してくれないと最終的には決まりません。
あくまでそれが本丸です。
なんか、会社員時代の取引先との価格交渉を思い出しますわ。
ちょっと懐かしい(笑)。
諸々の物価の値上がり、特に電気代の高騰が我が家の家計を直撃している中、私のメインの収入であるマンションの家賃、なんとか増額させてもらえればよいんだけどなぁ。
神様にお願いしてみる。
パンパン!
手をたたいた音のつもり(笑)。