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NISAのロールオーバー問題

2016年にNISAを始めたのですが、証券会社から1ヶ月くらい前にロールオーバーの手続き云々の連絡がありました。

NISAを始めたときに、5年たったらロールオーバーして非課税期間を延長できるからそうすればいいんだな、っていうのはわかっていたつもりでしたが、それ以上詳しいことはよくわかってなかったのが実情です。

正直なところ、「まだまだ5年も先のことだから」ってくらいにしか考えてませんでした(苦笑)。

NISAからつみたてNISAに変更

で、ロールオーバーのお知らせが来たのですが、私、2019年にNISAからつみたてNISAに変更していて、その場合、NISAをロールオーバーすると来年のつみたてNISAがどうなるのかがよくわかってませんでした。

色々調べてみると、ロールオーバーしたら翌年のつみたてNISA枠が使えなくなることを今さらながら理解しました(汗)。

いやいや、つみたてNISAは続けたい。

となると、残されたロールオーバー以外の選択肢は、

  1. 何もしない
    NISA口座から課税口座に移り、その価格が取得価格となり、その後売却した場合20%課税される
  2. 年内に売る
    非課税期間の年内に、売却益が大きいうち、もしくは売却益が少ないうちに売る

なるほど・・・。

20%も課税されるのは避けたいので、①はなし。

そして、今のところそこそこ運用益はあったので、②の年内に売ることにします。

ですが、アメリカ大統領選挙で、株価がどうなるか見当がつきません。

どちらかというと共和党のトランプさんが勝つ方が、短期的に株価は上がるという情報もあったりして、正直、困ったなぁって思ってました。

だって、個人的にはもうトランプさんには退場してほしいけど、年内は株価は下がらないでほしいから。

株価が驚きの上昇

いずれにしても、こまめに様子を見るしかないなぁ、と思っていたら、バイデンさん有利の状況で米国株が上昇傾向に。

そしてバイデンさんが勝利確実となり、さらにファイザー製薬が発表したコロナのワクチンの影響で、またまた株価が上昇。

つられて日経平均も急上昇、バブル崩壊後の最高値ですって!

ひやぁ~、ビックリ!

で、NISAとつみたてNISAを始めてから、11月11日に私の運用益も最高に!

なので、このタイミングでNISAの2016年分を売却することにしました。

早速パソコンを開いて証券会社のサイトにアクセスしてみたら、約定日は国内の投資信託は12日、海外は13日とのこと。

「個別株はその日の株価で売れるのに、投資信託は売り注文したその日に売りを確定できるんじゃないのか」と初めて知りました。

今まで毎月積み立てるばかりで、売ることなんか1ミリも考えてなかったので、こんなことも知らなかった超初心者の私。

今さらながらちょっと恥ずかしい・・・。

だけど、1~2日でがくっと株価が下がることもないだろうと考え、とりあえず、売り注文を出しました。

正直なところ、売り注文を出すだけでドキドキしちゃって、クリックする前に何度も内容を確認して、ようやく「えいっ」とクリック(苦笑)。

で、12日と13日に株価を確認したら、11日よりもさらに上がっててまたまたビックリ。

14日に無事に売り注文が完了し、運用益も確定しました。

はぁ~、これでやっと気持ちが落ち着きましたわ。

毎月こつこつ

今回はたまたまロールオーバーのタイミングで、株価がバブル崩壊後の最高値で売却というすごくラッキーな結果になりましたが、正直、「実際の経済を連動してなくても、株価ってこんなに上昇するものなんだぁ」と複雑な気持ちもあります。

なんだか株価って生き物みたいです。

言い方を変えれば、やっぱり私としてはちょっとコワイ感じがします。

NISAの投資信託を売るだけで、ドキドキする小心者の私(苦笑)。

個別の株を売ったり買ったりなんて、とてもじゃないけど向いてなさそうです。

「これからも、つみたてNISAやiDeCoを毎月こつこつ積み立てていくのが一番だわ」と改めて感じた2020年の秋の日でした。