群ようこさんのエッセイ「まあまあの日々」を読みました。
群さんが日々の生活の中で気づいたこと、感じたこと、ビックリしたこと、他いろいろを楽しく書かれています。
ひとつひとつのエピソードも短め(文庫本で2ページ強くらい)なので、すきま時間でもさくっと読めて快適です。
「わかる、わかる」と同感する件がいくつかあったのですが、その中でも「見間違い」の内容は「そうそう、そうなのよ!」と思わず群さんに言いたくなるほどでした。
見間違い
群さんの見間違い
その1:雑誌を読んでいて、「うちの家族は腸が重い」 → 正しくは「腰が重い」
その2:宅急便受け取りの認印を押そうと手にしたのが、靴べらだった
玄関の靴入れの棚に両方とも置いてあるそうです。
そして、宅急便のお兄さんが来る前に気づいて、事なきを得たそうです。
あぁ、良かった(笑)。
その3:不動産の広告を読んでいて、「扉」と「尿」を見間違えた
これは、ちょっとだけわかる気がします。
なんか、見た目の雰囲気が似てますもんね。
私の読み間違い
この類の見間違い・読み間違いは、私もよくあります。
群さんの、漢字を別の漢字に見間違うのとは、ちょっと違うんですが、写真家のヨシダナギさんの「ヨシダ、裸でアフリカをゆく」(だったと思う)を読んでるとき、
引用:「いろんなことを考えながら、朝一の便で、ティンプクトゥから、・・・・」(ティンプクトゥ」は西アフリカのマリにある都市です)
の、朝一の便を、飛行機の便ではなく、なんと、トイレで用をたす方と読み間違ってしまいました。
前後の文脈から、何をどう考えても飛行機(もしくは何かしらの交通機関)の便と読むしかないのに、なぜトイレの方と思ったのか・・・・?
自分でも謎です。
言い間違いもあります
読むだけでなく、言い間違いもあります。
ペパーミントグリーンみたいなキレイな薄い緑色のことを、「若草色」と言いたかったのに、「わかくそ色」と言ったり。(これは、ちょっと恥ずかしかった・・・。)
ディズニーランドの「入場制限」のことを、「入場行進」と言ったり。
あ、あと、「不労所得」のことを、ついつい「不法就労」と言いそうになることがしょっちゅうです。
加齢の影響
脳で考えていることが、正しい単語に結びつかずに、口から出ちゃうんですかね。
これも加齢の影響なんでしょうね・・・・。
ちょっと切ないですが、まぁ、笑ってすませられるうちはよしとしようと思います。