2026年、新しい年がやってきましたね。
ですが、年々お正月気分がなくなり、長めの連休というのが正直なところ。
その長めの連休、特に1日から4日まで、私はやりたいことがありました。
それは編み物。
元々はクリスマスプレゼントの予定・・・・
数年前に母にカーディガンを編んだことがあります。
丸首のふっつうのいかにも昭和風みたいなやつ(苦笑)
それまでにセーターは何度か編んだことがあったのですが、カーディガンは初めてで、編んではほどき、編んではほどきを繰り返してすごく時間がかかり、完成した頃には冬は終わってしまっていたのを覚えています(苦笑)
その時の記事「季節遅れの手編みカーディガン」はこちら
それからしばらくは編み物をすることもなかったのですが、昨年の11月の母の誕生日に靴をプレゼントしてから、クリスマスにも何かプレゼントしたいなぁと思ったんです。
で、思いついたのがカーディガンを編もうと!
前回は図書館で本を借りてその中から私にも編めそうなものを選んだのですが、今回はユーチューブで探すことにしました。
今回は、ちょっとオシャレ風をめざして?
で、色々見ていく中で決めたのがこれ。

出典:【①初めての棒編みでも大丈夫】♡ゆるカワ♡冬のカーディガン パート① あなたの好きな毛糸で雰囲気が変わる 注!音声が発生します
前回編んだのが、昭和の香り漂ういかにも手編みのカーディガンだったので、今回はシルエットやデザインももうちょっとオシャレ風なものを編みたかった。
母が着なくなったら、私が着たいと思っていたのでね。
が、いくらオシャレ風でも、私の実力で編めなければ意味がない。
で、ユーチューブを見まくり、
- 私にもなんとか編めそう
- かつ、ちょっとおしゃれっぽいデザイン
のものを探して、たどり着いたのがこのカーディガン、というわけです。
前回は、前身ごろ、後ろ見ごろ、袖を別々に編んであとから接ぎ合わせるという作り方だったのですが、このカーディガンは輪針で襟ぐりから増し目をしながら裾まで編み、袖はラグラン袖という前回とは全く異なる工程。
この編み方は全く初めてなので、正直、ちょっと不安でした。
そしてこの横からの画像でわかるように、脇に縄編みが入り、裾のゴム編みとの境目のところに横にラインが入っています。

出典:【①初めての棒編みでも大丈夫】♡ゆるカワ♡冬のカーディガン パート① あなたの好きな毛糸で雰囲気が変わる 注!音声が発生します
あと、裾のゴム編みも普通のゴム編みと少し違うらしい。
なんだか、今まで経験のないテクニックばかりで、若干不安がよぎりますが、ユーチューブのタイトルの「初めての棒編みでも大丈夫」の言葉を信じることにしました。
合計6回のユーチューブで全工程を丁寧に説明してくれているし、「少なくとも、私、初めてではないので、なんとかなるだろう」という謎の自信(笑)
まずは、材料購入から
というわけで、早速材料を購入するところから開始。
このカーディガンは普通の棒針ではなく、輪針という棒針なので、まずはそれが必要。
そして、マーカーという目印にする輪っかみたいなものも必要です。
これらをアマゾンで購入。
あとは、肝心の毛糸なんですが、これは実際の色や風合いを確認して買いたいので、地元のイオンの中にある手芸店の中から太さが同じで必要な量だけ在庫があるものの中から購入しました。
正直、あんまり選択肢がなかったのですが、ま、いいでしょう。
やっとここまで編めた!と思ったら
そして、またユーチューブを最初から見ながら、いよいよスタートです。
このカーディガンは、襟ぐりから編み始め、ラグラン袖のラインのところで増やし目をしながら、前後の身頃へと下へ下へと編んでいくやり方です。
私にとっては全てが初めての編み方で、ちょっとハードルが高かったですが、なんとかちょっと形が見えるところまで到達したのがこの状態。

今回は初めての編み方にもかかわらずここまで順調に進み、「これならクリスマスプレゼントに間に合いそう!」なんて思っていたんです、この時までは・・・・
しかし、現実は、そんなに上手くいきませんでした!
実はこの画像はここまで来て失敗していたことに気づき、全部ほどいて、もう一度最初からここまで編み直した時に撮った画像なんです(苦笑)
何を失敗したかというと、表と裏がねじれたまま編んでいたことに気づかず、この状態まで編んでやっと気づいたという次第です。
そのねじれた状態を画像に撮っておけばよかったんですが、その時はせっかくここまで編んだのに失敗したことのショックでそこまで気がまわらず・・・・
で、そのねじれた状態を言葉で説明するのはちょっと難しいのですが、このカーディガン、メリヤス編みなので編み端がくるくるめくれるんですよ。
画像の袖や裾の部分がくるくるめくれているの、わかりますか?
撮影する時は、なるべく平らになるようにして置いているのでこの程度ですが、実際に編んでいるときは、こんな風に平らにはならず、輪針で編んでいるので両端がつながって、さらにそこにくるくるも加わり、編地がひとまとまりに丸まったような状態になりがちなんです。
で、片方の端まで編んだらひっくり返してもう片方の端まで編むわけなんですが、おそらくそのひっくり返す時に、そのくるくると丸まった状態にまどわされて、ねじってひっくり返したのが原因と思われます。
はぁ~・・・・
もう一度、最初から
というわけで、全部ほどき、もう一度最初から。
クリスマスはもう無理
この失敗に気づいた時点で、クリスマスプレゼントにするのはあきらめました。
そもそも編み物がそれほど得意なわけではない私、そんなに予定通りに行くはずがない。
前回のカーディガンも編んではほどき、編んではほどきを繰り返してやっと完成した時には既に冬は終わって春が来てましたから(笑)
クリスマスプレゼントという目標はもろくも崩れ去ったのの、せめて今回は1月中には完成しようと改めて目標を設定。
またもや、一抹の不安がよぎる・・・・
そしてなんとか、身頃の裾まで編み、その下のゴム編みの途中まで到達。
ですが、私、ここでまたあることが気になり始めます。
それは、着丈。
母も私も小柄なので、Sサイズで編んでいます。
ユーチューブでは、「脇の縄編みの部分は30cm程度ですが、好みで短くしたり長くしたりしてください」という説明でした。
今思えば、途中で着てみて丈の感じを確認すれば良かったのですが、「大体30cmくらい編めばいいんでしょ?」と安易に考えていた私。
29cmくらい編んだところでちょうど縄編みの収まりが良かったので、そこで終了し、裾のゴム編みを開始したんです。
ユーチューブの説明では「裾のゴム編みの目安は10cmくらい」とのこと。
「そっか、今度は10cmね」と思いながら編み進めて行ったのですが、6cmくらいのところで「このまま10cmまで編んだら着丈がかなり長いのでは?」ということに気づきます。
初めて袖を通してみたら・・・・
で、ここまで来て、初めて姿見の前で袖を通してみる呑気な私。
そして姿見に映った自分を見て・・・・
あっちゃぁ~、やっぱり長い!
私が編んでいたのはSサイズなのですが、ユーチューブでは、「(どのサイズも関係なく)縄編みと裾のゴム編みの部分はそれぞれ30cm、10cmが目安で好みで変えてください」という指示でした。
ってことは、Sサイズの身長の人には縄編み30cm、ゴム編み10cmは長すぎる可能性あり。
まんまとこの罠にはまった私。
って、罠ではなく、それは私が気づかなさすぎるだけ(苦笑)
最初は、「せっかくここまで編んだのだし、長いなら長いでよいのでは?」とちょっと思ったりもしましたが、やっぱり長い!
上の画像は下半身が映っていませんが、私の想像では、ゆったりとしたカーディガンの裾から伸びるのは、モデルさんのシュッとしたまっすぐな長い足。
おそらく私のこの想像は正しいはず。
ですが、明らかに違うのは、モデルさんと私の足の長さ(笑)
身長152cmの私は、カーディガンの裾から見える足の部分も決して長いはずはありません。
姿見に映った私は、カーディガンに着られているちんまりした小柄なおばさん(笑)
低身長って、ほんと、バランスがむずかしいんです。
それに、母が着るときは車いすに乗っているときなので、長すぎるともたついたりして収まりも良くなさそう。
ということで、結局、バランスの良い長さまでほどくことにしました。
何度も姿見の前で着たり脱いだりしながら、丈の長さを測ったり、他のセーターで丈のバランスの良いものの寸法を参考にしたりして、決めたのがこの長さ。

身頃は上の棒針のところまでで、そこからゴム編みを8~8.5cm、で、下の棒針のところが最終的な裾。
またほどいて編み直し
というわけで、またもやほどいて編み直しです。
ただ、全部ほどく場合は何も気にせずとにかくほどけばいいのである意味ラクなのですが、今回はほどくのは途中まで。
途中までほどく時って、そこからまた目を拾わなくてはならず、私、それが苦手なんですよ。
というのは、勢いにまかせてほどいてしまうと、その下の段の目まで糸がはずれてしまって編み目がほどけてしまうことがあります。
メリヤス編みならまだ修正できるのですが、模様編みのところだったりすると、わけがわからなくなってやり直しがきかない状態になる可能性もあり。
こうなると、ほんと悲惨です。
なので、慎重に、慎重に。
目安の長さの少し手前まではひたすらほどきますが、目安の長さの段のひとつ前の段になったら、片方の棒針で目をすくいながら編み目をはずしていく作戦。
私にはこのやり方しかないのですが、これがまた時間がかかる(苦笑)
でも、仕方ありません。
急がばまわれ。
一目一目、地道に確実に進めていくしかありませんから。
というわけで、まだまだ道半ばのカーディガン。
でも、編むこと自体は楽しいので、失敗しながらも楽しく編んでいます。
下手くそながら、完成までがんばります(笑)
子どもの頃、母が編んでくれたカーディガン
今回編み物をしながら思い出したのが、小さい頃、母がよくセーターやカーディガンを編んでくれていたこと。
これ↓はちょっとオシャレすぎるけど、こんな感じの丸首でちょっと透かし模様が入っているザ・昭和風のカーディガンです。
あの頃もこんな風に、一番上のボタンだけ留めて着てましたね~

出典:BEBE MALL OFFICIAL ONLINE STORE
子どもだったからわからなかったけど、少なくとも母は今の私みたいに、失敗して何度もほどいたりしてなかったように思います(苦笑)
あと、サイズが小さくなったものをほどいて、また新しいセーターやカーディガンを編んでくれたりもしていましたね。
そして、そのほどいた毛糸玉をかせにするために、両手を伸ばしてその毛糸をかけていくのですが、それを手伝うのがうれしかったことも思い出しました。
その作業の状態を正確に表している画像が見つけられなかったのですが、要は、この画像でいうと、椅子の二本の足が両腕になるわけです。

出典:note いふ!
私の場合は、この椅子の足のようにただ腕をまっすぐに前に伸ばしているだけで、そこに母が糸をかけていくのですが、母がやると、毛糸が巻かれやすいように両腕をやや八の字に回すような感じで、そのやり方がなんだか妙にかっこよく思えたものです。
で、そのかっこいい八の字まわしを私もしてみるのですが、なぜか絶対に八の字ではない妙な動きになってしまい、結局、肝心の糸掛けがやりにくく、スピードも落ちるという・・・・(苦笑)
母に「腕は回さなくてまっすぐでいいから」と笑いながら言われたような気がします(笑)
確か、小学校の2年生くらいのことだったかなぁ。
60歳も過ぎた今、そんなことを思い出して懐かしい気持ちに浸っています。
あの頃母が編んでくれたように上手なカーディガンはできそうにもありませんが、下手くそなりに最後まで楽しんで編みたいと思います。
そして、いつかこのカーディガンも思い出になる時が来るんでしょうね。
なんだか感傷的になってしまいましたが、でも、こうやって母との思い出を思い出して懐かしく想う気持ち、普段の生活に潤いを与えてくれるように感じます。
今年も母との穏やかな時間を大切にしたいと思っています。
良い年になりますように。