我が家には小さな庭があり、松の木やら金木犀やら、あと名前がわからない木が何本か植えてあります。
で、地面は一応芝生なんですが、これがまた芝生の間に雑草も生えてきて、草むしりが本当に面倒くさい。
庭いじりが好きな人には、こんな小さな庭でも色々楽しみ方があるのでしょうけれど、残念ながら私は全く興味がなく、自分でやるのは、最低限みっともなくならない程度の草むしりと、年に1回芝生を刈るだけ。
あとは、年に1回、庭師さんに剪定を頼んでいます。
松の木の異変!
そんなほったらかし同然の我が家の庭なんですが、松の木が2本植わっています。
で、8月末のある日、いつものように夕方になったので、庭の前の部屋のカーテンを閉めようとした時、そのうちの1本の松の木が一面見事に夕日色に。
確かにその日は夕日がすごくキレイだったので、「夕日が当たってこんな色になってるの?」と、一瞬思ったのですが、隣の松の木は緑色。
なぬ?
と思い、外に出てみると、なんと、松の木がまっ茶色に!
こんな感じで、隣の松と比べると一目瞭然です。
(ちなみに、この画像は夕方でなく昼間に撮ったものです)

この時まで全然気づかなかったのですが、前の日はどうなっていたのか、全く覚えていません。
毎日この部屋のカーテンを閉めるので気づくと思うし、それに出かける時に目に入らないわけがないので、当然気づくと思うのですが、なぜか全く記憶になく・・・・
異変の原因は?
こんな時はChatGPTに聞くのが一番。
で、とりあえず聞いてみたら、

と、これらの理由からどうやら松枯れ病のようです。
そして、この松枯れ病になって枯れてしまった松の木は回復することはなく、伐採するしかないんだそうです。
庭いじりに全く興味のない私とはいえ、この家を建てた時に両親が植えて、それから数十年の間、我が家の庭で元気な姿を見せてくれていたこの松の木、切ってしまうのはさすがに忍びない気持ちです。
とはいえ、対応が遅れると、マツノザイセンチュウが隣の松に繁殖するなどの可能性もあるようなので、早めに対応する方が良さそうです。
なので、心を鬼にして(大げさ?)、伐採することにします。
ミツモアで剪定業者を検索
というわけで、早速、「くらしのマーケット」で伐採・剪定業者を検索してみたのですが、1件しか該当する業者がありません。
で、今回初めて、「ミツモア」で業者を検索してみました。
5件の業者さんがヒット
郵便番号で検索すると、5件ほど業者があり、とりあえず、松枯れ病で枯れてしまった松を伐採、または抜根、処分、隣の松の木に影響がある場合はその対応も依頼したい旨を伝え、規定の入力項目の松の木のサイズなどを入力して、見積もりを依頼しました。
で、すぐに見積もりが来たのが4件。
(1件は、いまだに全く連絡がありません)
ですが、この時点の見積もりは規定されている最低限の項目の情報だけだったので、1万円台後半から2万円台前半と、4件とも低めの金額です。
おそらく、正確な見積もりを出すには、もっと詳しい情報が必要だろうと思い、その4件に、実際の松の木の写真を送り、「現地確認が必要であれば、実際に見て再見積もりを出してほしい」と伝えたところ、うち1件は「現地確認をしたい」とのこと。
現地確認に来てくれた業者さん
ということで、現地確認を希望した業者さんに連絡し、日程を決めて来ていただき、状況を見てもらいました。
どうやら、抜根まで必要な場合は、重機が入るかどうかなどを確認したかったようなのですが、残念ながらうちの庭には重機は入りません。
なので、抜根まですると人力になるので、費用が上がってしまうとのこと。
見たところ、伐採だけで良さそうとのことでしたが、一応抜根した場合の見積もりも依頼しました。
4件のうち、現地見積もりをしてくれたのが唯一この業者さんだけだったこともあり、この時点では好印象でした。
ちなみに、残りの3件は「写真とその他の情報で大体把握できるので、現地確認は必要なし」とのこと。
4件の見積もりは?
その後、4件全ての見積もりが揃うまでに、1週間くらいかかりました。
で、出揃った大まかな見積もりはこんな感じです。
- 8万円台(1件)
- 4万円台(2件)
- 2万円台(1件)
と、見事にバラバラ。
2万円台と8万円台って、差がありすぎじゃないですか?
ちなみに2万円台は個人でやっているような業者さんで、そのせいもあって安いのでしょうか?
まぁ、安いのは悪くないのですが、あまりに安すぎてちょっと不安。
逆に、8万円台は高すぎです。
現地確認してくれた業者さんに依頼したものの・・・・
こういう時、大体、私のような庶民は真ん中の価格帯を選ぶものです(苦笑)
もともと、現地確認してくれた業者さんが一番フットワークが軽く好印象だったし、見積も4万円台と真ん中の金額だったので、心は決まりました。
で、その業者さんに正式に依頼したんですよ。
この時点で、他の3業者さんには断りの連絡を入れました。
そうしたところ、3日たっても4日たっても、返信なし。
ミツモアのチャット上では、既読になっているにもかかわらず、です。
で、私としても早く対応してほしかったので、催促のチャットをしたところ、なんと、「返信したと勘違いしていた」とのこと!
で、それだけならまだいいんですが、この業者さん、今頃になって、
「松枯れ病の原因のマツクイムシ(マツノザイセンチュウ)の産卵時期が、8~9月で、既に隣の松の木に移っている可能性がある。予防や駆除には対応していないので、他の造園業の方に依頼される方が良いので、今回は辞退させてほしい」
なんて言うんです。
いやいや、ちょっと待ってよ、今さら?
それなら、現地確認した後にすぐわかるでしょ?
だって、現地確認に来たのは8月末だし、隣の松の木との距離とか諸々見てるんだから、この理由を言うのであれば、現地確認をした後、またはせめて、私が詳しい見積もりを依頼した際に、見積もりを出さずに説明して辞退するのが筋じゃないですか?
いったん見積もりを出したということは、その時点では、依頼を受けるつもりがあったということ。
そして、依頼してから4日も返事をせずに待たせておいて、「返信したと思ってました」、しかも、辞退の理由が時系列的に矛盾してるって、どーゆーこと?
と、ちょっとムッとしましたが、あれこれ言っても仕方ないので、他の業者さんにお願いすることにしました。
他の業者さんに依頼
既に他の3件にはいったん断りの連絡を入れているので、多少バツが悪かったですが、仕方ありません。
まぁ、相手も商売なので、受けてくれるでしょう。
で、もう1件の4万円台の価格帯の業者さんに依頼することにしました。
この業者さんは剪定の専門の業者さんで、口コミの14件中★5つと高評価です。
そして、この業者さん、快く引き受けてくださいました。
よかったぁ~!
ただ、9月中はかなり忙しいらしく、「最短でも10月中旬、9月中となると2割増しだが調整は可能」とのこと。
私としては、隣の松の木の影響も気になるので、2割増しでも9月中にお願いすることにしました。
私の希望は9月20日か21日で、21日なら対応可能とのこと。
ちなみにミツモアでは、こんな感じで、ネット上で空き日程とその時間帯が確認でき、そこから依頼する形式になっています。

出典:ミツモア
なので、21日のどの時間帯で依頼すればいいか聞いたところ、一度電話で詳しい内容を聞きたいとのこと。
この時「現地確認は不要と言ってたけど、何を話すんだろう?」と思ったのですが、とりあえず、電話で話すことにしました。
で、とりあえず、電話で話してみると、「ミツモアを通さずに直接対応した場合の金額を伝えてしまったため、ミツモアを通すとさらに20%増しの見積もり金額になってしまう。なので、ミツモアを通さずに直接対応させてほしいのだが・・・・」ということでした。
なるほど、そうだったか。
ちなみに、ミツモアを通す場合のメリットとしては、
- クレジット払いなどが可能
- 事故や損害などの補償がある
など。
私としては、それほどこだわる必要もないので、20%増しになるより直接取引することにしました。
もしや、辞退の理由は・・・・?
で、私、ここでふと思ったのが、辞退してきた最初の業者さんも「もしかして、直接取引した場合の金額を見積もりとして出して来たので、今更高い金額を言い出せなくて、辞退してきたのかなぁ?」ということ。
百歩譲って、まぁそういう考え方もあるかもしれないけれど、「でもそもそも商売なんだし、事実を正直に言えば、依頼主(=私)もそれを了承した上で依頼する可能性もないわけではないのに・・・・」とも思ったりする。
それに、8月末に現地確認して、その上で最終的な見積もりも出しているにもかかわらず、「松枯れ病の原因のマツクイムシ(マツノザイセンチュウ)の産卵時期が、8~9月で、既に隣の松の木に移っている可能性がある。予防や駆除は対応していないので辞退したい」って、どう考えても、時系列的に矛盾していますよね?
そういう明らかに矛盾した言い訳をするより、「ミツモアを通さない金額を出してしまったので、ミツモアを通すと2割増しになってしまう」と正直に言う方が、よっぽどマシです。
と、まぁ別の業者さんにお願いすることにしたので、どうでもいいっちゃいいんですけど、なんだか、イラッ&モヤモヤする出来事でした。
残った松の木、どうか元気でいておくれ!
そして、抜根作業は、いよいよ21日、今週の日曜日。
隣の松の木は、今のところ元の緑色のままで変色はしていないので、マツクイムシの影響はないものと思いたい。
父と母が植えたであろう2本の松の木、どうか、残りの1本はこのまま元気でいておくれ!