断捨離したいけどなかなかできないっていう方、きっと多いですよね。
毎日の仕事や家事が忙しくて疲れてるなどなど。
わかります、わかります。
あとは、具体的に何をどうすればいいのかわからなくて、結局手がつかないとか。
私もそうでした。
平日は毎日遅くまで仕事でクタクタ。
土日もそれなりにやることがあって、それをやったらあとはゆっくりしたい、断捨離の準備なんかしたくないなぁ・・・、って感じでした。
初めての断捨離を思い立つ!
もともとそれほどモノが多い方ではなかったのですが、以前、比較的広いマンションに住んでいたため、その荷物をそのまま引越し先(次のマンション)に持っていったら、収納しきれず、そこここに色んなもの(大物、小物含め)があふれている状態に。
本来、床や壁はなるべくモノに覆われてない、すっきりした状態が好きだったので、モノがあふれている状態へのモヤモヤがたまっていき、なんとかしたいけど、面倒なんだよなぁ・・・と思う日々。
そんな状態が3~4年続いたでしょうか。
仕事の忙しさも変わらず、 ますますストレス増加の一途。
そんなある日、「これじゃぁいかん!仕事から帰って、自分の部屋で少しでも開放されてリラックスしたいのに。なんとかしよう!」と思い立ちました。
まずは不用品のリストアップで全体把握
まず最初にやったのは、イライラする原因の不用品をカテゴリーごとに分けて、どんなものがあるか把握するために、見える化しました。
具体的に言うと、それぞれ収納場所から出して、カテゴリーごとにまとめました。
- 洋服、靴、バッグ類
- CD、書籍類
- PC類
- その他の不用品全て(食器や雑貨などの小物、小型の家具、家電などなど)
概要は大体こんな感じです。
一人住まいなので、大体の内容はわかってはいたつもりでしたが、見える化することで、さらに詳しく把握することができました。
ネットで不用品業者を調べる
不用品のリストアップと同時に、ネットなどで不用品処分の業者を探して、どの不用品はどの業者がよいか、あたりをつけました。
私の場合は、通勤時間などにスマホでどんなものか(業者の種類、費用、時間など)ざっと調べました。
① 洋服、靴、バッグ類と、② CD、書籍類は買取り、③ PC類と、④ その他の不用品全ては、こちらがお金を払って処分してもらうことにし、プラスマイナス0になればいいなぁ、くらいに思ってました。
できれば、マイナスにならない方がいいのですが、業者の比較検討であまり時間をかけすぎて疲れてしまっては、本末転倒になってしまいます。
お金のことももちろんですが、なにしろすっきりしたいのが目的なので、私の場合はそこそこ調べたら「これでいっか」という感じで決めました。
何が何でもお金を使いたくない、という方はそれを優先に徹底的に調べるのもよいと思います。
要は、自分にとって何が大事か、優先順位は何か、ということですかね。
次にそれらをいつまでに処分するか、スケジュール設定
なんだか、仕事のプロジェクトマネジャーみたいな感じになってきましたが(笑)、でも基本は同じ、まさに「一人プロジェクト管理」です。
思い立ったのがちょうど10月くらいだったので、なるべく無理のないスケジュールで進めつつ、年末までにすっきりしたい!と自分に約束しました。
ここでは、何をいつまでにするか、決めるのが大事ですかね(特に自分に約束するのが大事!)。
私もよくありますが、「時間ができたらやろ。今度やろ。」の「今度」は絶対ありませんから(笑)。
ただ「無理のない程度に」というのも(私にとっては)結構大事なので、1ヶ月に1カテゴリーごと(例:10月はCDと書籍類、11月はその他の不要品、など)進めることにしました。
あとはそのスケジュールに沿ってやるだけ
これも、仕事のプロジェクト管理と同じです。
いかに決めたスケジュールどおり進めていくか、「自分で自分を管理!」です。
まずは整理しやすい ② CD、書籍類 から
CD、書籍類は、私にとっては必要なもの、不要なものの区別がつけやすく作業が簡単でした。
業者さんは、「買取王子」にしました。買取価格が他と比べてよいという口コミが多かったような気がします。
登録して、発送用のダンボールを送ってもらい、つめて集荷に来てもらうだけ。自分で重い荷物を運ぶこともなく楽チンでした。
買い取り価格は3,000円ちょっとくらいで、思いがけず高価格で「ラッキー!」と思ったのを覚えています。
次は ④ その他の不用品全て
これも全体の内容と量がわかっていたので、着手しやすかったです。(ただ、書籍と比べて量が多い!)
「軽トラ積め放題 8,000円」というプランの業者さんにお願いしました。
軽トラにどれだけつめるのか、よくわからなかったのでちょっと不安でしたが、当日業者さんに「もっと積めますよ。」と言われました(笑)。
で、① 洋服、靴、バッグ類。
これは、嗜好品の類なので、どうしても「要/不要」を悩むところですよね。特に女性は決めるのに時間がかかります。
私もそうでした。で、ざっくりルールを決めました。よくあるやつです。
まずは、3~5年で数回しか着ていないものは処分。気に入っているものでも問答無用で処分。
それ以下の年数でも、たぶんこれからあんまり着なさそうなものは処分。
ただ、後ろ髪引かれるものは残しておく。
靴とバッグも同様です。
ざっくりなルールにしたのは、洋服類はこれからも増える可能性があるし、これからもプチ断捨離の第二弾、第三弾をしていこうと思ったからです。
で、自分でもびっくりするくらいのダンボールの数になり、「古いとはいえ、どれも(日本の)それなりのブランドのものだし、買い取り価格は2万くらいにはなるのでは?」と思ってました。
業者はZOZOTOWNにしたのですが、買い取り価格は5,000円足らずでした。はぁ~、残念。
やっぱり古いものは価格がつきにくいそうです。
ファッションとはそういうものですよね~。
残ったのは、③ PC類
これが曲者(?)で、どの業者も「HDを処分するのでそのまま送っても(個人情報も)大丈夫」とあっても、なかなかふんぎりがつかず、とうとうPC類は処分することができず年を越しました。
(結局、その翌年、知人にHDを壊してもらい、壊れたPCでも無料で引き取ってくれる業者を探して処分しました。)
なんとか無事終了
こんな感じで、私の初めての「断捨離」はなんとか無事終了しました。
費用も、買い取り価格がほぼ8,000円(書籍類:3,000円ちょっと+洋服類:5,000円足らず)に対して、不用品の処分が8,000円で、プラスマイナス「ほぼ0円」でおさまりました!
床にあふれていたものはなくなり、クローゼットもゆとりが出てすっきりしました。
床がすっきりし、掃除もしやすくなったし、なにより精神的に落ち着きました。
当初の目的、達成です!
それも費用ほぼ0円で!
全体把握+何をいつまでに処分するか、決めるのが大事
私が思うに、
- 不用品の内容把握(収納から全部出して、見える化する)と、それらをざっくり分類すること
- そして、それらに関して、何をいつまでに処分するか自分で決めること
が大事だと思います。
いつまでに、という期限を決めないと、人間できませんから(笑)。
あとはその計画に沿ってやるだけです。
70%~80%できたら、よしとする
あ、ただ100%できなくても自分を責めないでくださいね。
全部できなくても、70~80%できたらよし、としてもいいのではないかと思います。
だって最初は、0%だったんですから。
残りの20~30%は、第二弾でやればいいんです。
きっと皆さんもできますよ、私もできましたから。
まずは、できることからやってみてくださいな。
なにより、無駄なものがない空間は気持ちいいですから。